前回はルート間違いがわが身を救ったかもしれない
白木山連山縦走 上三田~中島
675.4ピークの反射板。改めて、水分補給しながら説明版を読んでみると、「鬼ヶ城反射板」と呼ぶらしい。しかし、「鬼ヶ城」と言われても、ここから鬼ヶ城山山頂はずいぶん離れているから、いまひとつピンと来ませんなぁ。ガガラ山を貫くトンネルを、「武田山トンネル」と呼んでいるのと同じ発想に違いない。
さて、確保しておいた2本の木杖をつきながら、スギ林の鞍部までの荒れた急坂を下りていきます。フリーハンドで下りるときよりも、歩きやすい。足脚が2本増えて、四足の獣に近い同じ状態になるのでしょうか。おそらく、身体が急激に傾くことを防ぐことによって、滑りがコントロールできるようになるのかもしれません。
下りですが、急勾配なので汗が出てきます。今年も、鞍部の水溜りには、無数のオタマジャクシがウヨウヨ。そこから、若干上って551あたりまで、文教女高ルートと根谷川ルートは同一でしたが、ここあたりで、右と左に、それぞれ案内板が掲げられ、道が分岐していました。そして、その先には予想したとおり送電鉄塔が。
少しイメージしていた風景と違いましたが、前回はここを右に下りたに違いない。このたびは、しっかりと自覚して左側へと下りていきます。見覚えのあるアセビの群生。そこからしばらく進むと、例の歪な模木階段が延々と続きます。ときおり下り側に傾いていますが、この度はツーストックがあるので、安全に歩けます。
足の痛みがかぎりなく限界に接近しますが、このまま歩くほかにはありません。途中の馬の背あたりから、ふりかえってみると、反射板がずいぶん上のほうに小さく見えます。下山口まで送電鉄塔が連なる道。麓近くなって若干緩やかな道のところもあるので、何とか少し息をつくことができます。
ところが、下山口に近づくころ、いよいよ滑りやすい落ち葉がいっぱいの九十九折れの急坂に。ここでも予想していたとおり、ツーストックで安心。但し、この道は片側が崩落しかかっているところもあって、歩くのにはより慎重さが求められます。そして、ついに根谷川に到着。上衣を着替えて、中島駅へと向かいます。
ところで、実際に歩いてみると、根谷川ルートより文教女高ルートの方が、確かに急勾配でしたが、その分距離が短く、人里には早くたどり着くことができたようです。そうはいっても、前回は少し小走る元気が残っていたのは確かですが。この間違いが、日没時刻との関係では、わが身を救うことになったかもしれません。
それにしても、今回の白木山連山の上三田~中島縦走は、なぜか身体に堪えました。2~3日間、乱れた体調がなかなか戻りません。それでも、翌日には少し軽めにしたトレーニング、さらにその次の日からはベッドメイキングをこなします。しかし、残りの連休に入ったので、働きつつも、少し身体を休めることができました。(了)
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