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2014年4月 4日 (金)

ランナーズに引っ張られて最終盤で遅れを挽回する

広島やまなみ(南アルプス)ロングコース順縦走

 東峰山頂で休んでいた4人の女性ハイカーにあいさつして、ほんの少し休みImgp2428_editedます。しばらくすると、若者が5人ほど駈けあがってきました。ハァハァ息を切らしています。先ほどの女性ハイカーと話していることからすると、美鈴が丘高校の生徒らしい。陸上部のトレーニングでしょうか。水などは携帯しているようには見えません。

 先発して、西峰へと急いで向かっていると、彼らの声が聞こえてきます。「こちらへ来たか」と構えながら歩いていると、その内のひとりが走ってきて、追いついてきたので、道を開けます。あとの4人は、声はすれどもなかなか姿は見えずでしたが、しばらくすると、やってきました。当然、先に行ってもらいます。

 まもなく西峰(320.6m)に到着したところ、彼らが休んでいました。しかし、すぐに「Imgp2430_edited3分間の休憩終り!」と八幡口方面に向かって走り出しました。時刻をチェックしてみると14時20分。基準時比マイナス2分と、少しだけ越えることができました。この高校生ランナーに引っ張られたのかもしれません。

 さて、脚の痛みは変わりませんが、西峰からようやく、ラストスパートのエンジンがかかりはじめます。少し速足気味に下りていくことに。しばらく進むと、何やらにぎやかな声がすると思ったら、先方の岩山ピーク(206m)に高校生ランナーが集まっているのが見えました。ずいぶん高く遠く見えましたが、歩いてみるとそうでもない。

 やがて、トラバース道を経て鉄塔に。おそらく、彼らはここから、美鈴が丘登山Imgp2431_edited口へと駈け下りた気配です。次の鉄塔を経て、八幡東口まで、後2つほどコブがあったはずと、覚悟して歩きましたが、思いのほか早く、最後の急坂にさしかかります。そして、登山口に到着したのは15時52分でした。

 基準時比-6分と、かなりの余裕。ここで汗に濡れた上衣を着替えればよかったのですが、何となく、一刻も早くバス停に行かなければという思いが強く、そのまま進んでしまいます。ほんの少しの距離ですが、街中に出てしまうと、着替えるわけにもいかず。事務所に帰り着くまで、冷たさを我慢します。

 それにしても、時刻を気にして歩いたためか、苦しみの多い割りには、山歩きをImgp2432_edited楽しむ余裕があまりなかったような気分。ちょっと残念な気もしますが、そうは言っても、それでバスの発車時刻に間に合わせることができるのは、何度も歩いている、このやまなみロングコースの逆縦走だけ。まぁ年2回の予定ですから、これでも良いか。(了)

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