和乱治垰を下りたところで見えた大きな山は傘山か
高見山から帆柱垰、和乱冶垰を経て大頭神社へ
そこを過ぎると、ようやく大野佐伯県道との合流点に出てきました。右側には、権現山らしき山が見えます。ここから大野浦へと下ります。とは言っても、和乱治垰までは緩やかな上り道。右側には、何を閉鎖しているのかトタン板のフェンスが続き、視界は良くない。その終りに、振り返ってみると古い建築物が見えました。
これからは、延々と緩やかな下り道。フェンスと小山をやり過ごして、視界が開けた右側には、大きな山が見えます。当分、経小屋山だろうと思っていましたが、現在位置を確かめてみると、どうも傘山のようです。ずっと、足の痛みが続いていたので、道幅が広くなってきたここらあたりで、靴を脱いで、しばし休憩することに。
テレビの登山番組で2時間おきの靴脱ぎ休憩を奨励していましたが、しかし、靴を脱ごうと脱ぐまいと、歩きはじめはやっぱり足が痛い。清掃センター手前の滝は、名所のようで、案内表示がありましたが、岩が茶色になっていて、あまり美しくはなさそう。そして、センター左側の公園のようなところには、サクラが満開で、2~3人の見物客。
547ピークへの登山口は工事中でした。どうも、グルッとカーブしている県道を、尾根を削ってまっすぐにしようとしているようです。最終処分場の入口を通り過ぎて、さらに進みます。前方からダンプカーが車体を傾けながらカーブを突進してきました。道が広いから何とかやり過ごせました。
ところが、そのカーブから、急に狭くなります。毛保川沿いの谷の斜面を横走する緩い坂。舗装道路が延々と続いたので、足にはかなり堪えます。さきほどのダンプが、今度はゆっくりと通過。他にも何台かクルマが通り過ぎます。下り口近くになったのか、妹背の滝が見えるところも。葉が赤いのは、ヤマザクラでしょうか。
そして、最後の大きなカーブを下りきったところが大頭神社。ようやく町に出てきました。しかし、そこから大野浦駅までは、まだまだ。少しでも近道をと、西中学校、小学校の裏通りを歩いて行きます。足の痛みをこらえて、駅通りといっても狭いのでクルマに気をつけながら、中学生を追い越したりしつつ、何とか駅にたどり着きました。
ホームで、完歩祝いの一杯・・・。これで、大野地区の主要登山道はあらまし歩いたことになります。あとは余すところ、権現山中垰ルートの2本、経小屋山の玖波・鳴川・岩滝ルートと経小屋山林道、そして、岩滝山ロックガーデンルートとなりました。いずれ、他のルートと組み合わせて、またチャレンジしてみたいと思います。(了)
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