思いもしないところで新たな道迷いをすることに
宮島陸路反時計回り一周
反時計回りなので、町家通りを抜けて、厳島神社の裏から水族館前を通り、起伏のある海岸道路を多々良潟へと進みます。「ここがこの前、浜から上がってきたところで」と相棒に確認。さらに歩いて広島大学植物実験所に到着したのは、9時50分。ペースを上げたつもりですが、1月に歩いたときより、3分遅れています。
ここでひと息ついて、山歩きの準備をします。室浜砲台跡からいよいよ山道に。ところが、何度も歩いていて、勝手知ったるはずのこの初っ端の分岐で、右へと進んでしまいます。しかし、すぐに前方に、ヤブが険しくなってきました。「これは違う」と、すみやかに引き返します。ほとんど、ロスタイムにはならずにすみました。
それに懲りて、ここから先、広い谷は案内テープを、特に慎重にチェックしながら進みます。尾根を横走する細い道は、ハッキリしているので大丈夫。それにしても、西海岸ルート唯一の難所ともいえる、短い補助ロープ設置された急降坂では、慣れていない相棒は思わず「落ちそう!」と声をあげます。
川渡ったところの大きな段差では、相棒を引っ張りあげたり。何とか御床浦上の菜園門前跡に到着して、ひと息つきます。そして、すぐ近くにある次の菜園門前跡過ぎて、斜面を下りたところで、南側に両方に石積みの見える道路に出てきました。これまで、ここで何度か迷っているので、テープは信用できないという思い込み。
案内テープに逆らって、そこをまっすぐ山方面へと歩きます。しかし、石垣が両側に続く道。おかしい。確か、崩れ石垣は左側だけで、右には川があったはず。引き返すことにします。ところが、今度は、菜園跡から下りてきた地点がハッキリ分からなくなってしまい、西方向にいくつかあったテープの方向に進みますが、ヤブになってしまいます。
やっぱりさっきの道かと、再び両石垣の道を。今度は奥へ奥へと進んでみます。何だか違うような気がするだけど、ひょっとしたら、この先で目的の御床山ルートに合流するかもしれないという期待。しかし、その願望は外れてしまい、結局、ヤブになってしまいます。こうなっては仕方ない、もう一度戻って冷静に観察してみよう。
もう一度、斜面を下りてきたところを慎重にチェック、そこに対応する案内テープのところを進んでみます。すると、林の中の道のようなものをようやく確認。その先には、記憶にある御床山ルートの入口が。大幅ロスタイムと思いましたが、12分+α。しかし、後から聞くと、相棒はここで、失意のどん底に陥っていたようです。御免。
案内テープに騙されたのは、このルート入口から海方向へ続いている広い道でのこと。そこまでは、これまで二度とも、無事通過してきたのに。どうして間違えたのか、不・思・議。これまでの失敗から、新たな先入観ができてしまったに違いない。そう反省しながら、今度は、長浦への分岐を見過ごさないようにと、目を凝らして歩きます。
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