平日にもかかわらず展望岩にはにぎやかな人、人、人
広島やまなみ(南アルプス)ロングコース順縦走
ここでゆっくり呼吸を整えて、丸山へと向かいます。平日なので春日野団地も静か。三田垰(伴垰)の東側の最北砂防ダムルートには、通行止めのビニル看板が掛けられています。落ち葉がぎっしり。このところ、すっかりご無沙汰していますから、何にも言えません。確か、石山を過ぎたあたりだったと思いますが、若いランナーとすれ違います。
そういう季節になったかと感じながら、丸山山頂(457.6m)に到着したのは、11時50分。基準時比-1分に戻ってしまいます。多少速めに歩いても、いつもそういった気持ちで歩いているためか、結局オッツカッツになってしまうようです。しかし、ここからは緩い坂の上り下り、しかも、ほとんどヤブ戻りしていない歩きやすい道。
速度をそれなりに意識して歩くことに。それが効を奏したのか、大茶臼山(413m)に到着したのは、12時22分。何と基準時比-7分と大幅短縮。展望岩へ下りかけると、ひとつのグループかどうかわかりませんが、何と10人くらいの人、人、人。ここまでの山頂では、平日らしく誰も見かけなかったのに。
下りていったときには、宴たけなわ。おまけに展望岩の指標には、無礼なことに上着が掛けられています。それでも、指定席岩の反対側が空いているようなので、そこに座って、昼食をとることに。気温15.9℃、湿度55%、風もなく岩が少し暖かい。ところが、食べようとすると、どこからかタバコの煙が漂ってきます。
眺め回してみると、右隣の岩に座った男性。飯が不味くなると思いつつも、しばしの間の辛抱と、無視することに。ちょうどそのグループに背を向けて座ることになりましたが、楽しそうにベラベラ喋ること。これがグループハイキングの良いところでしょう。他人の話など、聞くつもりはないのですが、ついつい耳に入ってきます。
「まだ道の半分も来ていない(・・・縦走しているのか?)」、「携帯を交換しに行ったが、年寄りと思われたのか、スマホを勧められなかった」とか、いろんなことを喋っていましたが、その中で印象に残ったのは、柚木城山西側の造成が、「このところあまり進んでいない」という話。何を根拠にしているのかよく分かりません。
そうは言っても、1ヵ月まえよりは、平地化が進んでいるように見受けられました。その話しっぷりには、アストラムラインの延伸も含めて、便利さの追求ばかりが感じられます。里山を歩き、残された自然を愛するものとしては、山が削られたことへの悲痛な叫びが聞こえてこなかったのは、いまひとつ納得がいきません。
そんな雰囲気だったので、不機嫌に、そそくさと食事を終えて出発したつもりでしたが、結局、基準時と同じ13分間。これがほぼ限界かも。短縮できるとしても、あと1分くらいでしょうか。これ以上の早飯は、よっぽど天候の悪いときに仕方なく、立ったまま食べる時くらいしかないかもしれません。
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