基準時刻を設定してそれと比較しながら歩く
広島やまなみ(南アルプス)ロングコース順縦走
そうは言っても、まだこちらは初心者、作業手順を教えてもらう身なので、イレギュラーな日程での要請でも、じっと耐え忍びます。そんな経緯があって、ようやく今週、ロングコース順縦走に取り組むことに。但し、これも待ちに待ったという気持ちではありません。年間日程を決めているので致し方なくの挑戦です。
昨年11月には、いつものように思いに任せて歩いたため、八幡東小前のバス発車時刻、16時06分に間に合わせるために、西峰からラストにかけて走りまくることになってしまいました。そこで、このたびは、前々回、最終盤にかけて少し速歩きしたバージョンの経過タイムをメモしておいて、それより早く歩くことを心がけるようにします。
ロングコースなので、少し早めの出発。平日のために、見かけたハイキングスタイルは、横川駅のひとりだけ。可部線では広島方面行きの列車が少し遅れていました。遅れた理由のアナウンスはよく聞き取れず。しかし、単線なので可部行きの列車にも、離合待ち合わせのため、当然遅れが出てきます。
大町駅には5分遅れで到着。進行時刻をチェックしているので、この遅れが気になります。結局、安東駅を相田口へと向けて出発したのは、基準にした時刻より6分遅れの9時03分。すでに何度も通る勝手知ったる道、足速に歩いての9時16分に到着。入口到達に若干の迷いがあったせいか、基準時からはまだ5分の遅れでしたが、1分間短縮。
ガガラ山への岩道を上っていると、犬を連れた年配の夫婦ウォーカーとすれ違います。この人たちには、前にも出会ったことがあるかも。過ぎ去った後から思い出します。それにしてもこの勾配、散歩としてはずいぶん良い運動になりそう。武田山団地への下り分岐も意識したのが遅かったのか、見過ごしてしまいます。
山頂岩の崩れ木橋を踏んで、ガガラ山山頂(212m)に到着したのは、9時36分。基準時比ではまだ+3分ですが、少し追いついてきている。そこから、主尾根をトラバースしながら下り、さらに吹き通しへと下りていきます。そして、今度は武田山山頂へと向かう急坂に入ります。それでも、ところどころ緩い道があるので癒やされながら。
汗してたどり着いた武田山(410.5m)への到着時刻は、10時09分。ここで何とか基準時比+1分。だいぶん追い上げてきました。それにしても、山頂から見える景色は、黄砂かそれともpm2.5か、山々も市街地も白霞。息を整えて、弓場跡から、「頭ぶつけ木」を確認しながら、急坂を下りていきます。寡黙な男性ハイカーとすれ違い。
水越垰には、毎年見慣れたヤブツバキ。そして、そこから再び、火山へ向けた長いながい上りにとりかかります。時間に拘束されがらも、ときどき、山の空気を深呼吸して、自然の匂いを感じながら歩きます。いくつもかあるコブにも、もはや惑わされることなく進みます。火山山頂(488m)へは10時54分到着。基準時比-2分。ようやく逆転です。
« 副業をはじめて日程が思い通りにならないことも | トップページ | 平日にもかかわらず展望岩にはにぎやかな人、人、人 »
「やまなみコース縦走」カテゴリの記事
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ③(2025.01.03)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ②(2025.01.02)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ①(2025.01.01)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 北半分 ④(2024.12.26)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 北半分 ③(2024.12.25)
« 副業をはじめて日程が思い通りにならないことも | トップページ | 平日にもかかわらず展望岩にはにぎやかな人、人、人 »
コメント