長浦到着時刻は大迷走した前回より14分早いだけ
宮島陸路反時計回り一周
今度は大丈夫。確実に案内テープをチェックして進みます。廃墟らしき石垣を乗り越えると、散乱した瓦や用途不明のタンク。ここに住居らしきものがあったことを、相棒に指摘しながら、通り抜けます。山際の細い山道を進むと、例のズブズブ道に。今日は、その先にヌタ場のような水溜り。足を泥水に漬けないよう注意します。
そこから、斜面を下りた谷。川があります。此岸の木に巻かれたテープ、その先の彼岸には見当たりません。戻ってみても、川下も川上もヤブ。そこで道探し(ルート・ファインディング)をしてみます。ここでは、相棒は当てになりそうにない。再び向こう岸に渡って、少しだけ上流へ歩いてみたところ、ようやくテープを発見。
そこからは、斜面をよじ登ります。そしてまた、次の谷へと下りていくことに。道らしき空間は、谷川の川上へと向かっていましたが、その前に、何気なく振り返ったところ、対岸の斜面にテープを発見。そこへ渡って上ります。難しいところでしたが、このシチュエーション、何となく記憶にありました。
その尾根から下りたあたりで、上下道に合流します。何の案内表示もありませんが、確か、上へと進んだはず。歩いていくうちに思い出したのは、前回ここから大迷走した記憶。今日は、分岐のテープに気をつけて歩きます。何とか堅実に、右への分岐をチェックすることができました。小川を渡ると、庭園のような空間。
奥へ進んでいくと、ズブズブした湿地の谷道。ところどころ倒木もありますが、たまには案内テープも。歩きにくいけど長浦まで一本道。昨年の時計回り一周のときは、途中で引き返えしてしまいましたが、この道の状態では当然だったかもと、相棒と話し合います。だんだん、道が乾いてきました。
長浦の浜に出るつもりでしたが、途中、川を渡る案内テープを発見。向こう岸にもありました。試しに渡ってみると、ちょうど作業場の門の手前に出てきました。今日は平日だからでしょうか、門扉は閉じられています。ここからだと、あての木浦へのルートを見つけるのは早いはず、直ちに案内テープをチェックします。
時刻は12時12分、ここまで若干の迷走がありましたが、前回の西回りと比べて、差し引き14分早くなっています。ここで昼飯にするか、相棒と相談します。「まだ、あまり食べたくないけど、ここではオムスビ一個なら良い」などと、ややこしいことを言うので、「それなら2時間以上かかるけど、岩船岳の山頂で」と決めます。
ここでメシの代わりに少し休憩。長浦を見ずに、あての木浦登山口へと向かうことにします。ここからも、いくつかの尾根と谷を乗り越える道。今回はある谷川を渡ったところで、本来は海側へ行くべき道を、テープを見失って山側へと行ってしまいます。到達したのは見覚えのない廃墟。これは違うと、直ちに引き返して、何とか縦走ルートへと戻ります。
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