まさかこんなに雪が残っているとは思いもせず
広島やまなみロングコース逆縦走
それにしても、後から、昔ハイキングをしていたというトレーニング仲間に聞くと、山に白いものがあったから、おそらく山道には残雪があったに違いないと思っていたとのこと。そう言われてみると、西広島駅へ向かう己斐新橋から見る小茶臼山や大茶臼山、そして柚木城山には、ところどころ白いものが混じっていたような気がしないでもない。
しかし、朝チラッと眺めたときには、山々はほとんど緑色だったので、調子良しと思っていました。8時53分に到着した五日市駅の改札口前には、十数人のハイカーが待ち合わせ。その後からも、同じグループかどうかはわかりませんが、次々集まってきています。こんなに早くからどこへ上るのでしょう。どうも、やまなみ縦走ルートではなさそう。
やっぱり、山田団地行きのバスに乗り込んだハイカーは、他になし。八幡東小学校のバス停を下りて、黙々と登山口に向かいます。九十九折れの急坂を乗り上げてみると、道の両側には若干の積雪。昨日の残りだろうけど、そのうち気温高くなって、溶けるだろうと楽観します。しかし、まだこの時間。山頂に近づくほど、だんだん量が増えてきます。
205コブに近づくと人の話し声。向こう側に帽子が引っ込むのが見えました。やがて、前方を歩く2人の女性ハイカーに追いつきます。よく、あんなに喋りながら上れるもの。あいさつして先行します。次は下りてくるランナー風。ひょっとしたら、後から追い抜かれるかと思いましたが、それはありませんでした。
山頂近くのコブで、別の女性ハイカー2人組みを追い越します。西峰(320m)でひと息ついていると、彼女らが上ってきました。残雪が多いことが話題に。東峰に先行します。途中で何人かの男性ハイカーとすれ違い。東峰(312m)には2組のハイカー。男性ハイカーズは、「滑らないように気をつけよう」と言いながら、早々と憩の森ルートへ下りていきました。
北側を向いて休憩していた夫婦ハイカーと、ひとことふたこと話をして、鬼ヶ城山へと向かいます。下りはバリバリと音がする凍った道。雪が残っている北側の急坂は、滑らないよう慎重に下りていきます。緩やかに鞍部へと向かう道から、無理をせずに巻き道を通って、道行地蔵へ下りる急坂を進みます。
すると、激しいチェンソーの音。ひょっとしたら、例の新道でも切り開いているのだろうかなどと思いながら、抉れ道にさしかかると、左側の開削された空間に、無人のミニショベルカー。この前、ここで出会った男性に聞いた話が、実行に移されているのかも。この歩きにくい抉れ道がどうなるのか楽しみです。
八畳岩には、にぎやかな中学生らしき数人。そこを通り過ぎると、鬼ヶ城山(282.4m)には男性ハイカーが2人いました。ひと息つくと、彼らが「さぁ出発じゃ」と気合を入れだしたので、先行することにします。しかし、パノラマコースを下りていても、後から追ってくる気配がありません。適当な予想に反して、鈴が峯へでも向かったののかも。
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