左膝が痛くなったけど翌日には走れるまでに回復
広島やまなみロングコース逆縦走
弓場跡へ向けての急坂。今回は「頭ぶつけ木」を意識しながら上り、ちゃんと確認しました。稜線に達すると、そこまで若干少なめだった残雪がまた深くなります。武田山山頂(410.5m)には左の岩道を抜けたところ、説明板の後ろに乗り上げました。すると、そこにいたカップルハイカーは、こちらの上ってくる気配に気づいていなかったようで、びっくり。
そして、あいさつもそこそこに、すぐに岩陰に移動して二人の世界に入ってしまいました。何となく、「変なおじさん」的な気分に。さらに、デカいリュックを背負った男性ハイカーが、少し離れた広場にいるのが目に入っていましたが、こちらが展望しながら、ひと息ついている隙に、どこのルートからか分かりませんが、下りてしまったようです。
さて、これから恐怖の吹通しへの下りです。北側だから残雪が多いか、それとも森の中の道だからさほどでもないかなどと考えながら。場合によっては、緩やかなファミリールートを通ることも選択肢に入れて進みます。忍者ルートは、滑らないよう最大限心して下りていきます。しかし、展望広場まで来たところで、この調子なら何とかいけそうと判断。
九十九折れから、急坂に入りますが、不思議なことに雪はかなり少ない。斜面の方角を確かめると東北東を向いています。なるほど。ところどころ残っている雪さえ踏まなければ、いつものテンポで歩けそうです。吹通しからガガラ山へは、ほんの少しの上りですが、力をふりしぼって歩きます。
ガガラ山(212m)に到着したのは16時30分。昨年2月下旬に歩いたときより、24分遅くなってしまいました。やはり残雪のせいでしょう。大茶臼山あたりから遅れが目立ってきたようです。山頂の岩場でひと息ついて、下山にかかります。右側の丸木橋は、ほとんど崩壊状態。岩の上に足を置きながら、慎重に通過します。
下山路のはじめの内は、若干雪の残っているところもあり、上っている靴跡を発見。しかし、下界に近づくほど溶けていて、速歩きをすることも可能に。やがて相田登山口に到着。安川方向へと下りはじめると、確か広場があったところに、新しい住宅が何棟か並んでいます。土地を処分したのでしょうか。
安東駅へは、気が向いたので路地裏道を通らず、表の道を歩きます。距離的にはほとんど変らないかも。そして、再び、思いついたので階段を上らないで、エレベーターで高架の改札口へ。ホームへの階段を上っていると、本通行き到着のアナウンスがあったので、駆け上がります。慌てたので、温湿計をチェックするのを忘れてしまいました。
それにしても、雪の上を歩くのはずいぶん疲れるようです。翌日は腕、腰、膝に鈍い痛み。さらに翌々日は、立ち上がるとしばらく、左膝に強い痛みが出て、歩きにくい状態になってしまいました。外側広筋にトリガーポイントか。セルフケアしておいたところ、その翌日には、恐るおそるでしたが、何とか走ることもできるように。(了)
« 残雪の縦走路を歩くのはしんどいけど「ええ経験」 | トップページ | のうが高原のあった野貝原山に挑戦してみることに »
「やまなみコース縦走」カテゴリの記事
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 ④(2023.12.24)
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 ③(2023.12.23)
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 ②(2023.12.22)
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 ①(2023.12.21)
- 広島南アルプスショートコース順縦走 ④(2023.12.14)
« 残雪の縦走路を歩くのはしんどいけど「ええ経験」 | トップページ | のうが高原のあった野貝原山に挑戦してみることに »
コメント