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2014年2月18日 (火)

このまま進んだら自然観察の森に下りてしまうか

大野権現山~船倉山縦走

 下垰バス停に降り立って、温湿計をリセット。チラッとみると気温は14℃以Imgp2050_edited上あります。さて、どこから入れば登山口に通じているのか、地図と周囲の様子とを照らし合わせながら、見当をつけて進んでみます。小川を渡る橋を越えたあたりで、間違いなかったことを確信。通りの両側には、パラパラと家々が並んでいます。

 ひょっとしたら、佐伯工業団地入口からでも良かったかなと思いつつ、道路の右側を南へと歩きます。奥の家のところから分岐している山道。地図では、そこに池があることになっていますが、埋め立てでもしたのか、畑しか見当たりません。そこのヤブ気味の山道には入らず、左側の住宅地に入る道を進みます。

 そのまま、まっすぐ進むと、突き当たりに家。そして、右側に並んでいる空き地Imgp2058_editedの向こうには、道らしきものはありません。そこで、もう一本左側の道へと入ってみることにします。奥には、登山口らしきもの。表示板は判読不能ですが、テーピングあり。道が続いているようです。権現山への登山道は、これに違いない。

 しばらく、水の流れている湿地が続きますが、下草はさほど茂っておらず、緩やかで歩きやすい道。そして、権現山へ向かう西尾根への分岐にさしかかります。ここから等高線が詰まっているので、急坂を覚悟。やがて、ピークに近くなると岩場をよじ登るところも。ここを下りるのはちょっと大変。

 コブがいくつかあるので、「山の向こうは山」という感じですが、それを乗り越え、Imgp2059_editedやがて見覚えのある岩を過ぎて、権現山山頂(699.5m)に到着。立派な山頂表示板が設置されています。しかし、素朴な祠は相変わらずボロボロ。「ご神体」とされているのは、祠の奥にある小さな岩か、それとも背後の大岩でしょうか。

 山頂の東側に行って、展望岩から下界を眺めながらひと息ついた後、縦走ルートへ下りていきます。権現山がこのコースの最高峰になるので、ある程度下ることは覚悟していましたが、どんどん下って、このまま進むと自然観察の森にまで行ってしまいそうに。ひょっとしたら、途中で分岐を見落としたか。

 見上げると尾根に道があるようにも。すると、途中の尾根にあった大岩のとこImgp2068_editedろだったかもと、上り返してみます。そして、その大岩の奥を探してみると、道らしきもの。しかし、たどってみたところ、やがてヤブに。前回と同じ道を通っているはずだとしたら、こんなヤブ漕ぎはなかったはず。戻ることにします。

 そして、さっき下ったところあたりが底だったようで、やがて上りだします。ずいぶん手間を食ったような気がしましたが、往復で5分程度。ロスタイムには計算せず。しばらくすると、見覚えのある道になりました。これなら大丈夫でしょ。そして間もなく、表示板のある分岐にたどり着いたので、完璧に安心。

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