さまよい続けながらも何とか目的地へ向かう山道に
宮島陸路西回りで岩船岳から尾根ルートを前垰へ縦走
乗り上げた尾根にあった道らしきもの。歩いてみると、これもすぐに雨散霧消。再び谷に下りて、さらに元の岸に上り返して、壊れパイプの道を戻ります。今度こそ、テープのあったところまで引き返すことにします。途中には、このパイプを水道として使っていたらしき施設の跡地のようなものがありました。
大幅ロスタイム、30分。ようやく戻りつきます。テープの対岸をよくよく眺めてみると、道のようなものと、さらにテープを発見。小川を跳びわたります。すると、サイトに掲載されていた庭跡のような光景。テープをたどって行くと、反対側にある海の方向に流れているような川沿いの道に入ります。湿地、それでも、ときどきテープに安心しながら。
やがて、見覚えのある谷道に。ここは昨年の宮島時計回り一周で、相棒と途中まで上ってきて、断念したところ。さらに歩いたところで、浜に下り立ちます。12時26分到着。これが長浦か。ここまでの道、初めて歩くものにはチョー難儀でした。案内テープを見過ごさないよう、よほどの注意深さが必要です。
ここで、昼食タイムにします。今日はたまたま、MTKが作り置きしていたオムスビを持ってきました。気温6.3℃、湿度60%。流木の上に座って、海と向こう岸の岩国を眺めながら。はじめのうちは快適ですが、いつものように身体を動かさないでいると、だんだん寒くなってくるので、適当に切り上げて出発します。
さてここから、あての木浦の上り口まで行かなければなりません。それにしても、どこから山道が始まっていたのかよく覚えていません。浜から山側を眺めた限りでは鬱蒼とした森が見えるだけ。そういえば、先ほど谷道を出てきたとき、左側の林の中に簡易木橋がありました。そのあたりに、何やらヒントがありそう。
入口には、紅白の横縞のある棒が立てられていました。広い道を進んでいくと、開きっぱなしになっている鉄扉。テープが括りつけられています。その奥の木の枝にもテープ。ここかもしれない。さらに入ってみると、作業場のようなものがあります。コップが並べられた木机、そして新しいテントが張られています。
しかし、人の気配はありません。その周囲を、南側に向けて山道を探してみます。しかし、その先にはテープも、道のようなものも見当たらず。仕方なく戻ってみることにします。半分ほど返ったところに、木に色あせたテープが巻かれているのを発見。「ここかも」と、小川に向かって下りていきますが、その先がない。
元の道に引き返そうとしたところ、その川下側にテープを発見。今度は続いているようです。この間のロスタイムは、7分。さっきの小川を越えて、南へと進む道。上ったり下ったり、何本も小川を跳び越えます。ここは、相棒と行き先を心配しながら、北方向めざして歩いたところ。見覚えのある、湿地のズブズブした道もありました。
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