崩れ林道から鉄塔ルートまではヤブ上りしかない
金明山・鎌倉寺山縦走
フタをした水路の道を歩いて行きます。砂防ダムのある谷を渡る橋、思っていたより広いのですが、途中にフタの種類が違っていて不安定なところがあって怖い。林道との合流点には、木の枝が立てかけてあります。通行を妨げているのかと思って、よく見ると、そこだけフタがない。穴を木で塞いでいるようです。
水路はそこから先にも続いているようですが、ここで折り返して、林道を上っていきます。いつもながら、かなりのヤブ戻り道。もう使ってはいないのでしょう。今回は、ずっと上って谷へ向けてカーブしたところから先に、鉄塔ルートとの合流点があるのかどうかを探ってみることが、テーマのひとつ。
群がる倒木を乗り越えて奥まで行ってみます。その先は谷、川が流れていました。そして、残念ながら、林道は途切れてなくなってしまいます。そこからは道らしきものは、川を越えたところに空間があるだけです。谷道は懲りているので近寄らず。引き返して、尾根に上がるところを探すことに。
道のようなものを発見したので、上ってみます。しかし、ヤブ同然に。それでも、とにかく木の間をすり抜けて上へと進んでいると、ささくれて短くなっているけど、確かに白いリボンが木の先にあるのを発見。「これこれ」と思い、振り返ってみましたが、道もどきの空間があるだけ。結局、崩れ林道に出るまでは、まともな道はないということのようです。
そこから、続く白リボンを伝って上っていくと、この前通った谷道との分岐に出てきました。この谷道の行く末がどこへ通じているのか、興味はありますが、今はとにかく上らないといけないので、右に進みます。すると、見覚えのあるところに出てきました。半分くらいシダ藪がおおい被さって茂っている道。「ここ、ここ」と喜んで歩きます。
ところが、さらに上っていくと、いつのまにか、動物が滑り降りたような跡をたどる斜面に。こんなところあっただろうか、と思いながら急勾配を上っていくと、やがて、少し緩めの道らしきものに到達。しかし、そこもすぐに、よくこんなところを下りたものだと思うような、急坂になってきます。
そして、ようやく第17鉄塔に到着。思わず写真を撮ってしまいます。一休みして、さらに、そこからは森ピークに向かう、これも急坂。辛抱して上ります。森ピーク手前の倒木には白い雪が残っていました。広い森ですが、何度か来ているので迷うこともなく、山頂めざす縦走路ルートへと進みます。
乗り上げた展望岩から望むことのできる志和掘の田園風景。しかし、あまり長くは留まらず先へ。652ピークを過ぎ、そして、ここも結構キツイ急坂を上って城跡にたどり着きます。一面、残雪に覆われていました。山頂方面への下り道は、イノシシの掘り返しが激しくて、どこに道があったのか分からないくらい。
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