« 低気温の予報に白木連山縦走をするかどうか迷う  | トップページ | シカの足跡を撮ろうとして電池を雪の中に落とす »

2014年1月10日 (金)

積雪でなおさらルートが分からなくなっている

白木連山縦走 上三田~中島

 広島駅から芸備線の列車に乗り込んだ人の中に、ハイキングスタイルのImgp1763_edited夫婦がいました。少し離れて座っています。白木山にでも上るのだろうかと推測。やがて、列車が安芸矢口駅あたりに近づくと、胡麻塩頭のようになった阿武山が目に入ってきました。そして、狩留家駅を過ぎたあたりからは、車窓より真っ白な白木山が見え隠れ。

 「雪か」と思いつつも、中止する気は毛頭浮かんできません。白木山駅では、山勘がはずれて、先ほどのハイキングスタイルの人たちは下りませんでした。でも、登山道には何台かクルマが止まっています。そして、男性ハイカーがひとり、登山口に向かって歩きはじめているのが見えました。

 列車の中には、通路を挟んだ右側の座席に、ビールを2缶飲んでほろ酔いImgp1765_editedのいい気分になっている男性。上三田駅で一緒に降りることに。そして、その人は改札口で立ち止まると、「雪が積もっていますから、山に登ると寒いですよ」と、忠告してくれました。しかし、駅に降りついたときにチェックした気温は19℃。

 これはあまりにも高すぎる。列車内の暖房の余韻ではと思いつつも、そのほろ酔い男性に、「寒くはないですよ」とアピール。温湿計は、もう少し歩いたところで、リセットすることにします。そうは言っても、登山口までの道路には、うっすらと雪が積もっています。ところどころ、滑りそうになるところ。

 コースの時間短縮も課題なので、慎重にかつ少し速足で歩いて行きます。やはImgp1769_editedり、気温が高いのか、じわじわ汗が出てきました。住吉神社の前で、上着を脱ぎます。そしてすぐに、模擬階段のある入口に到着。そこから、墓地を過ぎて、まばらな林の中を上ります。しかし、一面雪が積もっているので、踏み跡は分かりません。

 それでも、とにかく上をめざして、進みます。するとまもなく、斜面から尾根に乗り上げました。ここからは道が続いています。しかし、逆に下りるとなると、目印になるものがまったくありません。まさに、林の中を下りていくことになります。行き止まりを右に下りると、覚えておくことにします。

 そこからは、道なりに進みますが、今どこにいるのかという、現在位置が判然Imgp1775_editedとしません。途中に、予想外の方向に下山路を示す案内テープがありました。いったい、あの道がどこに通じているのか。そのうち試してみたいとは思いますが、ちょっと下りていくのが怖い気もします。

 途中、積もった雪で道が分かりにくいところもありますが、とにかく、高いところ、高いところへと上っていくと、かなり歩いたような気分がした頃に、例の「上三田⇒」の案内テープのある幹にたどり着きました。それにしてもやはり、下山するときに、ここまでのルートを反対にたどっていくのは少し難しいかも。

つづき:シカの足跡を撮ろうとして電池を雪の中に落とす 

« 低気温の予報に白木連山縦走をするかどうか迷う  | トップページ | シカの足跡を撮ろうとして電池を雪の中に落とす »

三篠川流域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 積雪でなおさらルートが分からなくなっている:

« 低気温の予報に白木連山縦走をするかどうか迷う  | トップページ | シカの足跡を撮ろうとして電池を雪の中に落とす »