素晴らしい初日を眺めて、何となく幸せな気分に
2014年 丸山初日ハイキング
上空はすっかり晴れていますが、東の山の上には雲があるようなので、日の出は少し遅くなりそう。そこで、もう少し北よりにある見晴らしピークまで、足を伸ばしてみることにします。山頂北側にある少しばかりの残雪をチェックしながら、行ってみると、そこは少し角度が南に向きすぎているようです。
広島の市街地が正面。そして、東側には、まばらに木が伸びていて視界が悪い。やはり丸山のピークが最適と、時間を気にしながらも戻ります。すると、グッドタイミング。しばらく待っていると、だんだん空が赤くなってきました。やがて、赤い太陽が少しずつ顔を出します。こりゃぁ予想外に、絶景。これまでの初日の中で、いちばんかも。
そこまでの苦しい上りのことは、すっかり忘れて、何となく幸せな気分に。みるみる赤い太陽が上りきったので、直ちに下山の途につきます。チラチラと見える太陽は、もはや強い光を放つようになっています。いつものように、初日ハイキングの下りは、三滝山ルートから。斜面をトラバースするなだらかな道。
昨年は掃除されていた麓近くの急坂。今年は落ち葉が復活していて、滑りやすい。気をつけて歩きます。湿地から、老人ホームの敷地を通り過ぎて自転車のところへ。ここからは、上りの苦労を倍返し。重力にまかせて、坂道を走り下っていきます。寒さ対策も効を奏したのでしょうか、手足が凍えそうな痛みはありませんでした。
住宅地に入ってからは、勾配も緩くはなるのですが、飛び出しがあるといけないので、いつでも止まれるように、スピードをコントロールしながら、ゆっくりと進みます。昨夜、「苦しみが自分を強くする」という歌詞を耳にしましたが、それは、「もう少しなら」という許容範囲でのこと。その範囲を越えるようなときは「回避すべし」でしょ、などと考えつつ・・・。
ところで、この記事は掲載が遅くなりましたが、2014年1月1日の初日ハイキングに基づいた記事です。それにしても年末年始、いつもより少しばかり余裕はあるものの、里山歩きとその記録とで、ほとんど休みなしのため、やや苦痛。これが、まったく一銭にもならない、趣味に過ぎないわけですから、ひょとしたら「山歩き依存症」に陥っているのかも。(了)
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