そのうち山頂でのんびりコーヒーを飲む山歩きをしたい
広島やまなみロングコース順縦走
吹通しでは、分岐をチェック。斜面にいったん上がって左側を回ってくるルートも、まっすぐ向かってくるルートも、薄暗い針葉樹林の同じ谷から出てきているように見えます。そんなに、こだわることもないといえばそうなのですが。また、探索に気が向いたときには、今度は、こちらから下りてみることにしたい。
ここから、武田山山頂への道は急坂。今回は上りですから、すべて、ファミリールートでない山道を歩きます。山頂には、すでに2組5人のハイカーが、物静かにたたずんでいました。そのうち「山ガール」4人組が、下山するのか縦走するのか分かりませんが、出発しはじめます。直ちに、こちらも火山へと向かいます。
前回縦走したとき、親子ハイカーが「危ない、あぶない」と言いながら通っていた岩の西側。何となく以前は通ったようなぼんやりとした記憶があったのですが、最近はまったくご無沙汰。道があったどうかもよく覚えていませんでした。しかし、よく見ると、やや細いのですが、小さな岩の間を通る、ちゃんとした道がありました。
そこを下りて小さな鞍部の道に出たところで、折りよく、先ほどの山ガールズの先頭者が下りかかってきました。おかげで、無理な追越をせずとも、自然に前を通って、弓場跡ルートへと向かうことができました。水越垰への急坂を下りて、そして上りながら、いつか歩こうと思っている未踏ルートの分岐をチェックします。
ところが、ボゥッとしていたので、堀切分岐を見過ごしてしまい。いつのまにか、火山山頂直前のコブにさしかかります。最後に追い込んで乗り上げた山頂には、誰もいませんでした。水分補給しながら、北側に連なる山々、そしてこれから進む南側の、はるか遠くに霞む柚木城山や鈴が峯を眺めます。
今度は丸山をめざして歩きますが、頭の中を考えごとがめぐってでもいるのか、それとも気がせいているのか、またまた、ひょうたん岩分岐を見逃してしまいます。それどころか、いつも上りであろうと下りであろうと通るたびに春日野団地を一望する山頂の下りはじめにある岩角、そこを通った記憶も欠落しています。
権現垰に下りて、祠と案内板の様子を目視チェック。何の責任も負っているわけではないのですが、健在を確認して進みます。やがて、上りきった岩場に、コンロで湯を沸かしている男性ハイカーを発見。ただ急いで歩くばかりでなく、火山・武田山方面を眺めながら、ゆっくりコーヒーをするのも良いかもしれません。
それにしても、この岩コブに、「石山」という山頂表示があるのをはじめて発見。かなり古い木の板です。標高を書いてあったようですが、擦り切れてもはや読むことができません。ここは、鉄塔のある「観音山」の岩コブくらいにしか思っていませんでしたが、名前がつけられているのなら、今後、そう呼ぶことにしますか。
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