ついに鈴が峯西峰から八幡口まで小走ることに
広島やまなみロングコース順縦走
途中、イノシシがほじくり返し過ぎて砂場のようになっているところがあったりして、いつも通る道ではないのではなかろうかといった感じを抱きながらも、他に迷い込むような分岐はないのだがと思いながら下ります。やがて、見慣れた風景に安心。己斐垰下山口近くの美しいモミジをカメラに収めます。
柚木城山への上り道、ここも、いつもながらハード。それでも、久しぶりに巻き道を通らず短い直登ルートを上ります。そこからは、緩やかな稜線。やがて、ダブル鉄塔に到着します。造成地がずいぶん平になっています。もう追い込み段階に入っているのでしょうか、今日は休日にもかかわらず作業をしているようです。
山頂コブから、南へ向けてしばらく歩いたところに、柿の実が3~4個転がっていました。美味そうに見えるけど、イノシシが手をつけていないようですから、渋柿に違いない。315ピークの手前あたりから、まだかなり先ですが、八幡東小学校からのバスの発車時刻を意識して、少し速めに歩くように心がけます。
捻れ階段を下りて、若干の早歩きを含めつつめざす鬼ヶ城山。上りなので、近道の急坂をを上ります。たどり着いた山頂には、黒服の男性ハイカーがひとり。三滝山から縦走してきたとのこと。八幡か井口かどちらに下りるか考えているところと、のんびりしています。もう少し話をしたかったけど、「先を急ぎますから」と先発。
抉れ道から道行地蔵を経て、鉄塔手前の鞍部への下り坂には一部、模擬階段がつけられているところも。少しだけですが歩きやすい。尾根道も早歩き気味。ラストクライミングの急坂も、左側の直登ルートを選って上ります。東峰についたのは15時22分(前回比15分遅れ)。ベンチには、お母さんと何やら離乳食のようなものを食べている乳児。
お父さんが負ぶって上ってきたということですが、お父さんの姿は見当たらず。八幡東小学校までバスに間に合うように歩くことを話すと、土地勘がないのかピンとこない様子でしたが、遠いところような感じには受け取ってもらったよう。ついでに武田山から歩いてきたことも、サラッとつけ加えておきました。
そんな自慢はどうでも良いこと。これからが勝負と気を引き締めて歩きます。西峰に着いたのは15時35分(前回比13分遅れ)。もうここからは、意識しないでもついつい、ランニングに近くなってしまいます。するといつもは難儀する急坂がさほど気にならなくなりました。基本的に下りですが、若干、上りもあります。下りトラバースより上りトラバースの方が走りしやすい。
途中ですれ違った親子連れから、「あのオジさんの通ったところを下りたら良いよ」と言われ、自分の姿が見えなくなるあたりまで、少しだけそれを意識してしまいます。アドレナリンが分泌しているのか、もはや八幡口近くの九十九坂も思っているほど急勾配に感じることなく、あっという間に駆け下りて、何とかバス出発時刻の7分前に、到着することができました。前回の到着時刻とほぼ同じです。(了)
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