焼山東団地の掃部城山登山口はいったい何処に
焼山アルプス(三石山~掃部城山)縦走
かなり、トラバース気味になってきたことですし、シダではない下草が生い茂ってきたので、そろそろ下山口が近いかと思いながら歩きます。分岐にあった案内表示などを目に留めながら、ルートは少しだけ上って出てきたのは、住宅用地でしょうか。則面の上に出てきました。左奥は民家の入口に通じているので、下りようにも、下りるところもない。
それにしても、先ほどまで道があったのに、登山口の表示らしきものが見当たりません。ひょっとしたら先ほどの分岐で、進べき道を間違えてしまったのでしょうか。則面を直接下りないようにして、そこから続く菜園のようなところ遮っているフェンスの横を掻い潜って、南端にあるハシゴから下りることにします。
下りついた住宅街は焼山東団地のようです。この先、まさか藪はあるまい。2度目で最後の靴下絞りをします。そして、現在位置を地図とコンパスで確認して、県道方向へと下りて行くことにします。時刻は14時13分。仲間ヶ原バス停からの出発時刻は14時27分です。土地勘がないので間に合うのかどうか判断できませんが、一応急ぎます。
思いがけず、少しばかり回り道をしつつも、バス通りに出てきました。停留所を探しながら、しばらくして時刻を見ると、14時28分。これではとても間に合わなかったようです。次の便に乗ることにして、歩く速度を気持ちばかり緩めます。少し戻って、掃部城山の写真を撮ったり、途中にあったコンビニに立ち寄ったりしながら。
それでも、昭和支所には、次のバス時刻よりかなり早めに到着しました。そこで、交差点には、同名のバス停が何ヶ所かあるので、広島方面へ向かうバス停がどれか探します。ついでに市民センターで、何か地元の行事が行われていたようですが、邪魔にならないよう隅に座って、山歩きデータの整理をしながら、しばらく休憩しました。
バスは定刻より少し遅れて到着。再び最前列に座って発車前に、広島バスセンターへ行くのか運転手に確認します。ところが、焼山からの便は、センターには乗り付けないとのこと、「本通」もしくは「紙屋町」で降りるよう説明がありました。いずれにしても至近距離、さほど問題ではありません。
今回の焼山アルプス縦走、展望もよく、ところどころ奇岩が突き出していて、全体的に面白いコースでした。標高差も小さめです。雨が降らなかったら、もっと歩きやすかったに違いない。しかし、残念なことに、掃部城山から焼山東団地への下りルートは、野性味たっぷりでちょっとだけ、歩くのに苦労しました。
できたらそのうち、相棒や弟とも歩いてみたいと思いますが、そこが気がかり。今度は、「かもんじょう」バス停からの逆ルートを探ってみるつもりです。焼山アルプスのサイトを見ると、その道は整備されているようです。仲間ヶ原バス停から少し距離がありますが、平地ですからなんとかなるでしょう。(了)
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