七久谷尾根ルートから谷ルートへの合流に成功
広島やまなみショートコース逆縦走
電波塔ビルの西側下を通って林道へと乗り上げる道、この前小茶臼山・大茶臼山縦走をしたときには、下草が生い茂って、ずいぶん歩きにくくなっていると感じたものですが、きれいに刈り取りされてスッキリしていました。大茶臼山山頂(413m)をチェックして、畑垰へと下りていきます。
ところがそこだけでなく、いつもは覚悟して歩く、丸山へ向かうヤブ戻りの道も、きれいに下草が刈り取られていて、歩きやすいこと。すでに秋ですから、しばらく大丈夫かもしれません。稜線の緩やかなルートで男女ハイカーとすれ違い、さらにしばらく進んだところで、山頂(457.6m)の斜面を上ります。
そこからは基本的に下りなので、起伏はあるけれど安楽。権現神社には、よく目立つ新しい案内板が設置されていました。峠と神社のことを説明しています。「権現垰の自然を守る会」の幟も。以前、垰の西側を探索したときには、山を削って造成工事をしていましたが、もう落ち着いたのかもしれません。
火山をめざして、小堀山を歩いていると、下りてくるやや年配の男女ハイカー。こちらが先に避けたところ、「マナーが悪くて申し訳ない」というので、「上りの途中で休めるから良いんです」と応じると、納得した様子。小難関を上りきって到着した火山山頂(488m)はにぎやか。こちらが行き着く前に、姿が見えていた若い男性ハイカー2人は、先に下りたようです。
3人組の男女ハイカーが、遅い昼食をとりながら、何やら楽しそうに話しこんでいます。北方面へ向かう、いくつかの下山口をチェックしながら、長い道程を水越垰へ。さて、弓場跡ルートの上りに、気合を入れて臨みます。確かに、コース最後の急登ですが、しかし、それほど力むことでもなかったと、いつものように思うけど、これくらいがちょうど良い。
武田山山頂(410.5m)には、2組のハイカー。1組めの親子連れはちょうど下山するところ。あまり通ったことのない左側の岩場を下りていました。2組めは男女ハイカー。山頂広場を散策しているようです。こちらはひと息つきながら、太田川沿いの町並みや山々を見渡した後、下山にかかります。
今回は下りなので、ファミリールートに徹してみます。「ファミリー」と言っても、ところどころ若干の急坂はあって、道の方向が不鮮明なところもありますが、それでも、忍者コブや急階段を下りることを考えると歩きやすい。但し、九十九折れの坂は、文字どおり折り返しているので、その分時間がかかります。
さて、懸案の七久谷・尾根ルートから谷ルートへの合流。昨年末、逆コースを歩いたときには、失敗しました。その後の順縦走では再確認。ポイントになる切り株探しに若干の迷いがありましたが、何とか進入することができました。そこから斜面を下りる急坂も、転落しそうなほどでもなく、小さな谷川を渡ってようやく、念願の合流に成功。(了)
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