武田山山頂から北へ下りて水越垰へ上り返す
武田山北側ルート探索
出て行った縦走路は、すぐに忍者のぼりのコブ。そして、まもなく武田山山頂(410.5m)に到着です。何組か先着ハイカーがいました。少し東に戻ったところにある木陰で昼食にします。気温25.7℃、湿度60%。そばに2人の男性ハイカーがいましたが、ドラえもんについてのペラペラした大きな話し声が耳ざわり。
オムスビを食べ終わるまで、しばし我慢。振り切って出発します。今度は武田山墓苑へ向かうルート。初めて下ります。武田山らしく急坂もありますが、弓場跡ルートほどではなく、比較的歩きやすい。尾根の東側斜面を下りて行きます。林の間から、天狗岩が見えるかと期待しましたが、不可。
やがてT字分岐にさしかかったので、左(西)の東亜ハイツルートを選びます。先ほどから、耳や目の周りに小虫がまとわりついて、うるさいこと。どんどん下って、大丈夫だろうかと思っていたところ、下りついたのは谷の清流。そこには立派な案内板がありました。その指示に従って、予定どおりに水越垰へ向かう道を上ります。
途中、散策ルートという表示のある分岐が2ヶ所。そして、水越垰(光賢寺跡)A・Bコースという案内がありました。安楽そうなコースを歩くことにします。寺跡そのものは、その案内表示がなければ、とても判別できないものでした。そこからも、いくつかの散策ルート分岐を無視して急坂を上ります。すると、上のほうをハイカーが歩いているのを発見。
そこまで乗り上げたところが水越垰でした。ここからどうすべきか、考えます。火山までの北側4ルートを上り下りするか。それともこのまま引き上げるか。少し悩みましたが、今回はやや疲れ気味なので、このまま下りることに。峠南側の湧水を少しだけ口に含んでみます。冷たくて水道の水とは少し違った味。
途中、「海の見える丘」という看板。「この際、ついでに寄り道すべ」と行ってみることに。海が見えるところなら、谷道からかなり上るのだろうかという予測に反して、ほとんど平行移動。谷の中の見通しのいいところから、安芸小富士まで見渡すことができました。どうも鹿ヶ谷ふれあい広場の一部になっているようです。
ここからは、その「広場」を通らないと、下り道に出ることができません。そこには木工作業をしている人がいたので、あいさつを交わして通り過ぎます。出たところは、すでに舗装された林道。下りていくとそのうち、懐かしい火山公園への分岐にたどり着きます。そこを入ってみることに。美しい竹林と茅屋はありましたが、公園そのものを見過ごしてしまいました。
そのまま一般道に下りて、下祇園駅までの最短ルートをたどります。歩いているうちに、ここは以前上りで通ったことがあるのを思い起こしました。確か「ひょうたん岩」ルート探索で・・・。それにしても、こうなると、どこを下山口にするのか判断の難しいところですが、今回は、火山公園ルートの出口にすることにしました。(了)
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