縦走路から下りるもみじヶ丘ルートの出口は藪
柚木城山・315峰 東・南側未踏ルート探索
そこからは、何となく歩き慣れた道の気分ですが、実は久しぶり。あまり人が通らないのか、藪戻りしかけているところも。しかも、ここ数日続いていた雨のためか、橋を渡ったところから、林道いっぱいに水が流れ出しています。地面はコケで緑色になっていますが、舗装されているからでしょうか。滑らずに歩くことができます。
墓苑に入って、アーケードのあるところから階段。上るごとに見晴らしが良くなってきます。やがて、いちばん上の道路に合流。そこから今度は、平和霊園ルートの取り付きを探しながら歩きます。確か、少し入ったところに、送電鉄塔があったはず。やがて、見覚えのある祠の前に。送電線が南西に走っていますが、しかし、その奥には道らしきものは見当たりません。
もうひとつ南側だったかと進みかけますが、土砂が被さっていて、どうも以前と様子が違うようです。もう一度、祠のある谷を振り返ってみると、右(北)側斜面に山道らしきものがありました。おそらく、これがルートから北に分岐した道だろうと推測。そこで、このまま道が途切れず続いているかどうか、チェックしながら上ってみることにします。
やや急な上り坂。南に寄りそうように進みますが、一度だけ北に蛇行していたので、ちょっとだけ不安に・・・。しかし、やがて、思っていたとおりルートに合流しました。やや緩やかになった道を上りきったところで、稜線の縦走路に乗り上げました。風が吹きぬけて涼しい。ここまでの蒸し暑さがウソのようです。
まもなく着いたダブル鉄塔から、4ヶ月ぶりに造成地を眺めてみます。完了に近づいているのか、以前ほど激しくは変化していないような印象。ところが、帰りにもう一度、ここを通ったときに出会う、まるで関係者のような「ハイカー」から、工事の進展状況などを詳しく教えてもらうことになります。
気持ちのいい緑のトンネルをしばらく進むと、柚木城山山頂の手前にある、もみじヶ丘ルートへの分岐に到着。この前チェックしていたのですが、案内板とテープでにぎやか、かなり目立ちます。いったい、どんな道が待ちかまえているのだろうかと、恐るおそる歩きます。はじめは谷の急坂。落ち葉で滑ってしまいました。それでも、薄暗い林の中を黄色いテープが導いてくれるので、安心。
やがて、尾根に出ると、道はやや緩やかになります。しかしながら、思っている以上に距離がある。いまだに、地図で距離をつかむ努力をしていないことを反省しながら歩いていくと、ようやく電波塔にたどり着きました。そこから模擬階段が下りています。しかし、だんだん下草が生い茂ってきて、藪戻りしつつある道に。
住宅地に接近すると、さらに藪が極まって、どこに道があるのか分からなくなってしまいます。それでも、草をかき分けながら進み、何とか道路に出ることができました。思っていたより藪は短い。しかし、ここには取り付きの案内表示がありません。ここから上る計画にしていたら、とても分からなかったでしょう。何しろ、地図にはルートの表示もないのですから・・・。
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