広島学院ルートの取り付きは名前どおりの場所に
柚木城山・315峰 東・南側未踏ルート探索
さて、いったいどこに出てきたのか、民家の石垣に住居表示がありましたが、地図では己斐上2丁目までしか分かりません。そこで、コンパスでチェックしながら、とにかく広島学院のある南をめざして進むことにします。しばらく進むと、地図と同じカーブを描いた道に出てきました。これで大丈夫。はるか前方には学校らしき大きな建物も。
もうひとつ東側に下りて、崖の上にある道路を歩きます。カーブの具合に合わせて、このまま地図どおりに進むと学院の敷地に入ってしまいそう。そこで、手前にあった住宅地の南端にある階段を上ってみます。フェンス越しのグラウンドの休憩所に、野球部の生徒がガヤガヤ、大勢。しかし、上りきった階段の先は行き止まりでした。
仕方なく戻ることに、下に向かう道路を覗いてみましたが、校門の下側も学校の敷地になっているようです。八方塞がり。「こうなったら他に道はない、とがめられたらそのとき」と、意を決して、門を潜っていくことにします。入ってしばらくすると、尾根がありました。そこには模擬階段が・・・。おそらくこれに違いなかろうと、上ってみます。
この前縦走したとき柚木城山縦走路で、ランニングしている広島学院の野球部の生徒たちとすれ違いましたが、ここから上ってきたのでしょう。しかし、一箇所ですが立派なクモの巣がありましたから、この暑すぎた夏には走っていないのかもしれません。もちろん、あまりにハードな環境でのトレーニングは避けた方が無難ですが・・・。
体育館らしき建物に下りている分岐を看過して、尾根の急階段はどんどん上へ上へと続きます。そして、階段が終わると、今度はキツイ坂に。315峰へのルートに間違いなさそうです。まもなく何の案内もない下りの分岐。これがもみじヶ丘へ下りるルートだろうか。しかし、やがて送電鉄塔を過ぎたところに、きちんとした案内表示のある分岐がありました。
ここも、いつか歩いてみたいもの。それにしても、この広島学院ルートも長く感じます。おそらく距離をイメージせずに、大雑把に何となくとしか考えていないから、甘くなるのでしょう。そうは言っても、まだかまだかとは思いながらも、とにかく歩きますが・・・。距離感覚の獲得は、これからの課題としておきましょう。
里山なので、「山の向こうは山」でも、ケセラセラといった気持ちで歩いていきます。やがて315峰に到着。予定どおり、ここで昼食をとることにします。12時01分、気温27.3℃、湿度67%。爽やかな風が吹く木陰のベンチに座ります。上りが若干ハードだったので、はじめは食欲がありませんでしたが、食べているうちに入るようになります。
ほんの少しゆっくりめに休みましたが、あまり余力はなさそう。そのまま柚木城山(339.4m)をめざします。ほんの少し標高が高いので、ルートは全体的に上り気味。2本の送電鉄塔を通過して、コブを上って山頂に到着です。ひと息ついて水分補給した後、下山にかかります。直後に往路のもみじヶ丘下山口をチェック。今回、ここまでは、誰ひとりハイカーには会いませんでした。
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