歩きやすいけど下山口が分かりにくい鉄塔ルート
三滝山・丸山縦走Ωコース
分岐をまっすぐ進み、三滝山Bコースを上っていきます。ふたご岩に着くと、上のほうでガサゴソッと何か大きなものが滑ったような音。ハイカーか、それともイノシシか・・・。しかし、誰も下りては来ないので、用意していたクマ鈴をリュックのポケットから引っ張り出して、鳴る状態にします。
昨日、農作業中の女性がにクマにかまれたというニュースを見たばかり。広島で起きたことではありませんし、しかも、やまなみコース連山は、ぐるりと街に囲まれていますから、まさかクマは出ないでしょうが、イノシシとは、鉢合わせする可能性あります。用心に越したことはありません。
急登の岩場を歩いていると、上のほうで人の気配。見上げると男性ハイカーがゆっくりと上っています。こちらもマイペースですが、やがて追いついたので、挨拶。すると「元気が良いですね」と声がかかります。素直に返事して、こちらはまだ先に丸山上りがあると思いつつ、先行させてもらいます。
そして、あと一息というところで、下りてくる2人の「山ガール」とすれ違います。三滝山山頂(356m)に乗り上げたところ、誰もいませんでしたが、すぐにAコース方面からの男女ハイカーがやってきました。すると、離れたところで、雷のゴロゴロという音。ひと鳴りだけだったから、まだ大丈夫か。
そして、ブンブンと勢いよく飛びまわりだしたクマンバチを見て、そのハイカーズが、「何の虫かね?」と不安そうに話しているので、余計なお世話ながら、攻撃的ではないということも合わせて教えてあげます。山頂のクマンバチを知らないようでは、あまり山を歩いていないのかも。
それにしては、ひと息ついただけで、すぐにBコースを下りはじめました。確かに昼飯どきには早い。こちらは、もうひと息ついて、未踏の北東側の稜線ルートをめざします。思いがけず、整備された歩きやすい道が続いています。「ミモザ尾根ルート」との合流点をチェックしましたが、見つけられず。
長束方面と湯つぼ・山本林道方面との分岐に、差し掛かってしまいます。もちろん、今回は丸山方面へ。ここも緩やかな歩きやすい道が続いていましたが、それでも麓近くなると、やや急勾配に。そして、下りた谷には、小川と分岐が。確かな案内表示は見当たりません。道らしきものがあるところを、少し彷徨います。
どうも、鉄塔を巻く南方向、広い道を丸山方面に向かう西方向には道が通じていないようです。残された東へ戻る道を進んでみます。すると、以前通ったとこのある「やん谷口」へ通じている林道に合流しました。ここにも、はっきりした案内表示はありません。丸山から下りてきても、はじめてだと探すのに苦労するかも。
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