祇園大橋からの土手道も自転車は走りやすい
高松山ハイキング+太田川サイクリング
自転車をこぎながら、西側の三滝山から火山、武田山、阿武山、そして東側の牛田山、松笠山、二ヶ城山などを眺めて、自らの位置を確かめます。いつも芸備線玖村駅から見上げる緑美しい土手、いったいどうなっているのか気になっていたので、探してみます。しかし、向こう岸はかなり離れているので、ぼんやりとしか分かりません。
かなり走ると、やがて再びクルマの乗り入れが規制された道になり、新太田川橋に。そこまでも、比較的交通量は少なく、走りやすい道でした。橋の側道を渡ると、可部です。しばらく国道54号線に沿って進みます。途中、コンビニで昼食のオムスビを購入します。できるだけ、遅い時刻に調達したほうが安全。
「さあ、こらから高松山」と、気合を入れて出発します。そこから、斜めに可部駅東側を通る道路に進入。ここは道幅が狭いにもかかわらず、結構クルマが多い。自転車がその通行を邪魔しているようなので、遠慮しながら、端っこにある側溝の蓋の並んだデコボコしたところを走ります。
そういえばここは、白木連山縦走路西半分を最初に鬼ヶ城山から歩いたとき、ルートを間違えて可部東の谷あいに下りてしまい、道を探しながら可部駅へと向かった道です。突き当たりで左右に分岐したので、右の細い方の道を進みます。すると、根の谷川を渡る橋につながっている広い道路に出ました。少し高めの段差があるので、西へほんのちょっとだけ戻ります。
川を渡ると、めざす北側は造成中なのか空き地が広がっています。その真中の道路を進むとすぐに、道路から低くなった山際のスペースに高松山の案内看板。目立つのですぐに分かります。どうもネットの写真で得ていたイメージと少し違いますが、間違いなさそう。毛利派だった熊谷氏の城跡との説明があります。
自転車を停めると、案内看板の前に蛇口を発見。ここまで来るだけでも、それなりの熱を発しているので、水で腕や顔を潤します。水を拭って、山歩きに意識を向けていると、墓参りの女性が水を汲みながら、「暑いですね」と声をかけてきます。それに応じて「墓は近いのですか」と問いかけましたが、返事なし。
なるほど、応える必要もないと思うのが当然で、山道を少し上がったところからすぐに墓地になっていました。地元の人にとっては、返事をするのも煩わしい、明々白々なことに違いない。墓地を過ぎると、鳥居。そこを潜って進むと、本格的な山道になってきます。ネットでは、谷道を紹介していました。
ところが、出発前の忙しいとき、最後にチェックしたサイトでは、地形図にある西側の尾根道を上って、北東に下りるルートをとっていました。こういう手もあるのかと地図に記しておきます。おかげで、出発予定時刻をオーバーしてしまいました。でも、公共交通機関を使うわけではないので、時間は多少ルーズでも大丈夫。
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