やっぱり「やん谷」ルートの岩場上りはキツイ
三滝山・丸山縦走Ωコース
やん谷ルート入口には、車輌の進入を防ぐためか鎖。左側の門柱の横を潜りぬけて、広い道を上っていきます。右側の谷の奥深く、涼しそうな滝が落ちています。「牛馬用湯つぼ」を過ぎたあたりで、「近道」の表示板。「確かに、時間短縮にはなるかもしれんが、急勾配じゃろう」と思いつつも進みます。
やっぱりキツイ。やがて「上観音」の手前でやん谷ルートと合流します。分岐の案内板を見ると、いつの間にか、七曲りルートと合体していたようです。祠前の展望所で景色を見ながらひと息ついて、さらに歩を進めます。道なりに行くと岩観音に出てしまったので、少し戻って尾根道に。
そして、そこから岩場の急登。一番キツイところかもしれません。しかも、一旦岩コブにたどり着いた後、ちょっとだけ下りてまた岩場を上らなくてはなりません。そうして、ようやく、やまなみコース縦走路に。覚悟はしていましたが、さすがに盛夏、しかも湿度が高いので、身体に応えます。
そういえば、鉄塔ルートの存在を教えてくれた男性ハイカーに、「やん谷ルートはキツイでしょう」と言ったところ、「なぁに、おばさんでも歩いとる」との返事。今回歩いてみて、「たとえ、おばさんが歩こうとも、やっぱり急勾配じゃないか。キツイものはキツイんじゃ」と、ひとり心の中で叫んでしまいました。
丸山山頂(457.6m)は反射板が封鎖されているので、その前の適当な場所で昼食休憩をと考えます。地図をチェックして大塚垰はすでに、越えた地点にいることに安心。山道に突き出した岩の上はでは暑いので、これまでときどき立ち止まったことのある、三滝山の見える展望所の木陰あたりに陣を構えます。気温27.7℃、湿度76%。
オムスビが100円セールでしたが、あまりに暑いので、痛みにくいいつものアナゴ巻き寿司に。あまり攻勢的とはいえませんでしたが、何とか全部食べることができました。日差しが強くなってきたのか、両腕の皮膚に違和感。それでも、食べたものが胃の中に納まるまで気持ちばかり休んで、山頂へ向けて緩やかな稜線をたどります。
封鎖された面白味のない山頂・反射板の前でひと息。そして、いつものように、両側に藪が茂って狭くなっている道をたどり、やがて鉄塔に。その手前の分岐を、三滝山方面へと下りていきます。ここは初日ハイキングのときに通るくらい。改めて歩いてみると、かなりトラバース気味な緩やかな下り道。
最初の分岐を曲がらずにまっすぐ行くと、違うところに出るのかと思っていたら、いつもどおりの道。勘違いしていたようです。そして、麓近くにある滑りやすい急坂。覚悟していたところ、落ち葉がきれいに掃き清められていて、ずいぶん歩きやすくなっていました。地元の方のボランティアに違いない。カンサハムニダ。
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