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2013年8月30日 (金)

いつまでも阿武山から逃れられない猛暑の帰リ道

高松山ハイキング+太田川サイクリング

 登山口に下りてきました。もう一度、説明看板の前にある蛇口を捻りますImgp0625_editedが、水がぬるい。しばらく出し続けても、変化がありません。そのままを受け止めます。冷たくなくても水が得られるだけでも幸いか。腕と顔を濡らして、さらに今度は帽子にも浸して、それなりの涼を取って、帰途につきます。

 往路で通った幅の狭い道路をできるだけ避けてみようと、可部高校のある寺山の麓、川沿いの道を通ってみます。ルートラボでは、やや高くなっていたので、往路では避けていたのですが、実際には高低差はそれほどでもなく、自転車でも走りやすい道。それでも、やがて、かの道路に合流して、さらに国道沿いに新太田川橋まで戻ります。

 橋の側道から先は、しばらくの間、「歩行者・自転車専用」に。太田川沿いを自Imgp0626_edited転車で風を切って走るとはいえ、この時刻になると、空気は生温かい。温湿計の最高気温は驚いたことに、38.1℃でした。これまでの山歩きでは、計測を始めて以来、経験したことのない高さです。川沿いと山では違うかもしれませんが、高松山山頂でも32.0℃。

 19㎞余りの道程は、やはり長く感じます。すべてものめずらしく感じる往路と違って、復路は同じ光景なので退屈。いつまでも、阿武山から逃れられることができません。山から海方面へと向かっているといっても、それほどの勾配はないようで、gによる加速はほとんど感じません。でも、もしあったとしたら、上流へ行くのがたいへんなことになりそう。

 祇園大橋の手前では、うっかり河川敷の道へ下りるところを見過ごしてしまい、Imgp0627_edited土手道を進みます。そのため一旦、橋の歩道を通って対岸に渡ります。そして、側道から橋の下を潜って、再び土手道にあがって河川敷へおりて道を走ります。ときどき、真っ黒に日焼けしている、歩行者やランナーなどとすれ違います。

 あの膚の黒さは、日常的に紫外線を浴びている色。「この暑いのにようやるのぅ」と他人事のように思いながら走ります。新己斐橋の下で、何度目かのひと息と水分補給をした後、土手の坂をラストスパートで駈けあがります。そして、福島町の緩やかな坂を下り、ようやく西観音の事務所へとたどり着きました。

 途中では帰着時刻の記録を忘れまいと思いながらも、事務所に着くと、すっかりImgp0628_editedそのことは、吹き飛んでいました。若干の山歩きの整理作業をした後に、思い出して時刻チェック。そのため、自転車走行時間がやや不正確になってしまい、残念。しかし、もはやこればかりは、手のほどこしようがない、覆水盆に返らず。(了)

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