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2013年7月10日 (水)

谷川渡りだけでなく木橋からも難儀な東ルート 

窓ヶ山ハイキング 白川登山口~魚切東ルート

 実は、コースを決めるにあたって、考えたことがあります。まず、以前途中でImgp0336_edited断念した白川登山口から上ること。下りは、東峰まで行って魚切西ルートへ引き返すのではなくて、そのまま東ルートからおりることです。

 ところが、東ルートを調べてみると、途中で道が分からなくなって断念し山頂まで引き返して西ルートから下りたというサイト(2008年8月12日)がありました。そして、その結果を受けて他の人がこのルートの再検証を行ったサイト(2008年9月6日)を紹介していました。

 かなり難儀なルートらしい。しかも、はじめて歩くときは下るよりも上ったほうが安全との忠Imgp0339_edited告もありましたが、ここは再検証サイトのアドバイスもあるので、何とかなるだろうと、あえて下りに挑戦することにしました。金明山で二度の試練に耐えたことでもあるし。

 先述のとおり、急降ながらもはっきりとした尾根道を下りていくと、右側に見事な滝がありました。確かに、聞くにたがわぬ相当な落差。しかし、木が遮っているため、全容をカメラに収めることができません。道はその下流に向かっていきます。そして、対岸に渡ることに。

 対岸にはテープが貼られています。しかし、水量が結構あるので、足場を探さImgp0342_editedないと簡単に渡れません。しかも、谷川の上にはクモの巣が張りめぐらされていて、邪魔をします。何とか渡りきって進みますが、川渡りはそこだけではありませんでした。

 再検証サイトのアドバイスには、次のような難所へのポイントがありました。「沢を右岸に渡る⇒スギ林の中に入り右岸に出る⇒左岸に渡り左岸を下る⇒中州に渡り岩場を下る⇒木橋を渡りハシゴを登りスギ林に入る」。そして、「木橋までが苦労するところ」とも。

 川渡りでは途中で足を置いた石がひっくり返って、右尻を水に漬けてしまうことImgp0344_editedも。それでも何とか木橋までたどり着ました。引き返しサイトのハイカーはおそらく、このあたりまで来て戻ったのでしょうが、大いなる決断力。とても真似ができないと思いながら歩きます。

 木橋には丸太が3本。足を一本だけに載せて歩くと不安定です。つま先を横に向けて二本を同時に踏むと大丈夫。渡りきってスギ林に乗り上げると、確かな道。これなら、出口まで安楽に歩けるものと思っていましたが、そんなに甘くはなかったようです。

 突然、もう一度川に下りる道。これで良いのだろうかと思い、探してみると暗い森Imgp0345_editedへ続く道もあります。森の方に入ってみるとテープも二箇所ほど。しかし、それから先、周囲を探してみても、道らしきものがありません。もう一度、再検証サイトの地図をチェックしてみます。

 すると、最後にもう一度、川を渡るようになっているではありませんか。これ、これと、思いなおして、川への急坂を下りていきます。対岸には、草が生い茂っていますが何となく道のような空間。少し広くなってきた川を渡ったところで、岸の木に太目のテープを発見。これで安心。

 激しく藪もどりした道を進むと、林道の橋が見えてきました。本当に野性味あふImgp0348_editedれるルート。川筋には倒木だけなく、ところどころ滝や砂防ダムがあったので、道を歩かないとかなり難儀。たとえ上りで通ったしても、結構ハードだったかもしれません。久々に冒険しました。(了)

参考サイト
よしだっちの登山日記=「広島 窓ヶ山」
山歩きと山野草のページ=「窓ヶ山」

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