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2013年7月16日 (火)

福永ルートが交差するのは荒れ果てた破れ林道

別当山から白木山へ そして農園ルートを下る

 三篠川沿いを歩いていると、前方から数人組の若いハイカー・グループがImgp0355_edited歩いてきます。どこか近くの駐車場にでもクルマを留めて、登山口へ向かっているのでしょうか。福永八幡宮は、列車が駅に着く前に、その位置を様子をチェックしていたのですが、右側に社のようなものが見えたので、上がっていくと、彼らもついて上がってきました。

 どうも建物が川に近すぎると思っていたところ、やはり、それは神社ではなく、西福寺。引き返していると、先ほどの大パーティも戻ってきました。ひょっとしたら、同じく福永ルートを歩くつもりなのだろうかと、たどり着いた八幡宮の入口あたりで振り返ってみましたが、その姿は消えていました。どうも、御木戸登山口に向かったようです。

 福永八幡宮の正面には、大きな弾丸のようなもの(大砲の弾でしょうか)がImgp0360_edited、飾られていました。奉納されているというべきなのでしょうか。ノーコメントです。神社の後ろを探すと、左側に山道がありました。はじめのうち、神社のテリトリーあたりまでは、緩やかでしたが、しばらく進むと、さすが白木連山の登山道らしく急坂に変わります。

 掘りこまれた道が続きますが、藪が茂って歩きにくいところも。尾根が広いのでその近くにある踏み後を探して進みます。長い急登を過ぎて、ようやく別当山(522m)らしきところに到着。山頂表示も展望もないと聞いていたので、地形で見当をつけます。ひと息ついて水分補給していると、目の前をテンのような動物が疾走。

 一度鞍部に下りて、今度はうわさに聞くロープ道です。この激しい急坂だけはImgp0361_edited、下りはもちろん。上りもロープがないと大変。カメラに収めても、この勾配を表現できないのが「残念デス」。やがて656ピークを巻くトラバース道になりますが、周りの風景を見ていると、何となく進んでいる方向が違うのではという感じに。

 コンパスをチェックして、分岐を見落としていなかったか、若干戻ってみますが、それはなく、進んできたのはずっと道なりでした。トラバースしながら山を半分くらい回ったような気がします。それに、林道と交差するということだったが、どこでだろうと思いながら歩いていくと。前方に山肌があらわになった急坂が現れました。

 工事中の林道が放置されているような荒れ道。乗り上げてみると、さらにImgp0368_edited続いています。途中で分岐もありますが、1箇所だけ、小さな切り株に巻かれていた黄色いテープ以外には、特に案内のマークもないので、あちらこちらへと、とにかく高いところをめざして歩くことにします。

 やがて、林道が二股に分岐。その真中にある隆起した尾根の森に山道がありました。案内テープも。そこをしばらく上って行くと、ようやく合流点にぶつかりました。「福永別れ」の案内板。おそらく、交差しているのは白木山道に違いないのですが、記憶が定かではないので、歩きながらも、いまひとつ確信がもてません。

 おそらく右(東)方向が白木山に違いないと判断して、進むことにします。しかしImgp0374_edited、やがてそのうちに、「椿谷別れ」の案内表示を発見。これで間違いないと、安心して歩いていると、そこから、2人組、さらに3人組のハイカーと出会い、簡単に情報交換をしながらすれ違います。

つづき:やっぱりガレだらけの「農園」ルートを下りることに

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