一斉清掃の労山ハイカーズと乗り合わせる
水ヶ丸山~曽場ヶ城山縦走
山陽本線で西広島から瀬野へと向かっていると、広島駅で数人の女性ハイカーが乗ってきました。たまたま空いていたベンチシートの隣に座り込んできたので、どこへ上るのか聞いてみます。すると、労山の一斉清掃で日浦山に行くとのこと。
そう言いながらも、「最近は山がきれいになっている」というので、前回やまなみコースを歩いたときに、武田山と火山の山頂にペットボトルが投げ捨てられていたことを話します。ゴミの放棄は腹立たしいけど、なかなか個人で拾って帰る気にはならないので、清掃作業はありがたい。
労山といえば先日、三浦雄一郎さんがエベレスト登頂を果たしたすぐ後のことですが、理事をしていた女性登山家がヒマラヤ・ダウラギリで遭難したという報道がありました。そのことを聞いてみると、今年3月に広島でその人の講演があったらしく、よく知っているということでした。
そして、夏にはアルプスにでも行くのではと聞かれたので、上るのは近辺の里山のみと応じます。ここで労山とハイキングプアが一致するわけではないという当然のことを思い知ります。そんな話をしているうちに海田市駅に着いたので、労山ハイカーたちを送り出します。
瀬野駅でも数人のハイカーが一緒に降りました。どこへ上るのか分かりませんが、雨の様子でも見ているのか、連絡通路で待機しているようです。こちらは、間もなく止むという「確信」をもっているので、少しくらいの雨は気にしないで出発します。
交通量の多い国道2号線を避けて通る、水ヶ丸山登山口までの長い道程。復路として歩いたことがあるので、いくつかのポイントをチェックしつつも、瀬野川から熊野川にかけての田園風景を楽しみながら、間違いなく進みます。
駅から二号線を交差して南へ、旧道を歩いて白川病院の手前の橋を渡ります。坂山へ向かう道を東に、瀬野小学校を南に見ながら瀬野川沿いを進み、やがて、陸橋の下の橋を渡り、工場の北側を巻く道を通ります。
再び瀬野川を渡って、分流する熊野川への土手を歩きます。さらに熊野川を渡って、県道を南へ。今度は自動車短大への道をしばらく進んで、民家の前の道を東へと入っていきます。そこから、上へ上へと進んでいくと、水ヶ丸山登山口への案内。すぐに登山口です。
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