第17鉄塔から未踏のルートを下りてみることに
牛岩ルートから金明山に上る
林道から赤白鉄塔まで、大半は急登ですが、道はしっかりしているので、これまでと違って安心。ヒノキ林の稜線に乗り上げたところで、緩やかになりますが、今度は、道が定かではなくなります。でも一度通ったことのあるので、何とか方向を読み込みながら進み、赤白鉄塔に到着しました。
時刻は12時28分。岩場まではまだ距離があります。おそらく向原町と思われる方向に田園風景が楽しめるので、ここで昼食をとることにします。無数のクマンバチが頭上をブンブン飛び回ってうるさいのですが、この前の白木山と同じく、風が穏やかで暖かい。いつもより気持ちだけゆっくりめに休憩します。
そして、金明山山頂へ向けて出発。前回は、左の道なき道から出てきたので、中央部に開いている取り付きから、まっすぐ山道に入ってみます。すると、林道を越えてすぐ、森の中のピーク(735m)に到着。どうやら予想どおり、三叉路の正面の道だったようです。そのまま留まらずに、若干藪化している道を下りていきます。
小川を越え、コブを上り下りして、さらに少し急坂を上ると、「城跡」に出ます。確か小さな表示があったはずと探してみましたが、あまりに広いので見つけられませんでした。そこから、今度は急坂を下りて、若干上ると、652ピーク。そしてすぐに岩場に到着です。ここから志和堀の水の入った広い田んぼを眺めながら、ひと息つきます。
岩場を下りて、緩やかに上ると、森に到着。最初に来たときは未知の山、残雪で全身ずぶ濡れになって、「早よ帰りたい」と思いつつ、震えながらここで昼メシを食うたんじゃと、大きな倒木を眺めて振り返ります。ここからは、やや急な下り坂がしばらく続きますが、そのまま第17鉄塔に到着します。
サイトを見ると、第18鉄塔まで行って、道なき斜面を下りる体験談が掲載されていましたが、地図をチェックしてみると、17鉄塔からは山道が下りているように記載されています。そこで、今回はこの道に挑戦してみることにします。取り付きがなかったり、道が途切れていれば、遠回りでも元にルートに引き返すつもりです。
おそるおそる鉄塔の北側へと行ってみると、道がありました。下りてみることにします。道路から鉄塔を見あげたときの急勾配の尾根が見えますが、それをはずさないように走っている急坂。ころげないよう、木をつかみながら下りていきます。途中藪戻りしかけているところもありますが、何とか道は続いていました。
麓が近づくにつれ、九十九折れになってきます。さらに下ると、それだけでなく、だんだん曖昧になってきて、林との区別がつきにくくなってきました。それでも、何とか林を潜りぬけて、林道のような広い道に抜け出します。地図では下りながら、少し南へ戻ることになっていますが、西側の麓を眺めると、まだかなり高いところ。
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