風が穏やかな白木山山頂でゆっくりと昼食
白木連山西~東縦走
杉林の鞍部をしばらく進むと急登。ここがこのコースの上りでは一番キツイところかもしれません。息を切らしながら、ようやく、反射板のある675.4ピークに乗り上げます。そこから阿武山を眺めながら、ひと息ついて水分を補給。
そこからは比較的緩やかな道になりますが、詳細記述の案内板を東に折れて、コブを上って下ります。すべりそうな急降の試練を経て、今回は、見晴らし林道へ下りて歩きます。しかし、今日も遠景は黄砂でぼんやり。
758ピークを巻いて林道を進んでいくと、今回はバイパス山道の入口を見つけることができました。ウシガエルのいた貯水槽をチェックするのは諦めて、さっそく入ってみます。下りで尻餅をついたことのある急登。しばらくすると、はじめて出会うハイカーを発見。
今日はクマ鈴をつけているので、先方も早くから気づいたようで、途中で脇に退避して待っていてくれました。中深川から上ってきたとのこと。縦走路沿線にはまだまだ未踏のルートがたくさんあるようです。しばらく進むと尾根道、これは覚えがありませんでした。
再び斜面にぶち当たって、折れ曲がったカーブミラーのある林道に乗り上げます。林道からのいつもの展望場所は枯ススキが邪魔をしているので、写真撮影する気にならず。そこからは、白木山道に至るまでは、誰ひとりハイカーには出会わず。黙々と歩きます。
突き出た岩で歩きにくい尾根道を避けるようにして、左側にトラバース道が3箇所あるのを発見。気が向いたので、後半のエネルギーを溜めておくかなどと、適当な理由をつけて、そちらを歩きます。でも、そのため山頂手間では、三篠川沿線の街並みが見える展望所まで、少し戻る破目に。
白木山山頂(889.3m)には、十数人のハイカー。気温23.6℃、風も穏やかなので、なかには昼寝をしている人も。広いのでそれぞれのテリトリーを守って、座っています。挨拶もほどほどに、あまり交流もせず。下の方に見える山々を同定しながら、昼食をとります。いつもよりゆっくりめに。
このところ何回か、休憩後の脚の不自然さを感じません。今日も快適にスタート。下山道を上三田ルートへの分岐めざして、少しばかり下りて行きます。取り付きからしばらくは、覚悟していましたが、落ち葉で滑りやすい斜面をジグザグに縫うルートです。
そこからは展望もなく、延々と林の中を通る道です。あれほどにぎやかだった白木山とは正反対、他には誰もいない世界です。テープに助けられて進みます。今回は、がっかりしないよう、地図の距離を控えめに読み取ります。
ところが、大槌山(600.7m)を過ぎたあたりから、テープの間隔がかなり広くなってしまいます。何とか、樹間が広がっているところ、踏み跡らしきものがあるところを探しながら歩くと、いつの間にか目の前にテープがあるという感じ。ところどころ急降も。
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