明神山は地形図と山頂の表示板の標高が違う
矢野~明神山~絵下山~天地垰~小屋浦
矢野駅前から、南へ向かう道路を進みます。ゆるやかな傾斜の道をどんどん上がっていくと、矢野安浦線バイパスとの交差点。そこを渡って、さらに歩いていくと、少し下りかけたところに矢野南小。そのすぐ南東に交差点がありました。
そこで、自動車が通っていないことを確認して、どこから山に入ったら良かろうかと、路上で地図をチェックしていると、それでも危ないと思ったのか、電柱工事らしき車輌についていたガードマンから挨拶の声。それに応えて、交差点を右に折れ、山裾へと近づいていきます。
山沿いの道にはいるとすぐに、谷に小さな道があるのを発見。左右を見渡しても、入口表示のようなものは見当たらないので、そこをたどってみます。しかし、すぐに行き止まり。左の尾根の上が明るくなっていて道のある気配がするので、一旦退却します。
車道に戻って、ほんの少し南へ歩を進めてみると、さっきの尾根に上がる少し荒れた模擬階段があるのを発見。自動車から降りてきた手前の民家の女性と挨拶は交わしましたが、道はここしかなかろうと、もはや確認せず。
上っていくと、道は右に谷を見下ろしながら、予想どおりに山へと続いていました。林の中を通るやや急な坂、鉄塔を過ぎてしばらくしたところで合流点。表示は何もありませんが、「予想外に早う着いた、これなら明神山山頂も近いはず」と思いながら、脳天気に歩を進めます。
ところが、しばらくすると、再び合流点。今度は、茶臼山からのルート表示があります。とすると、先ほどのは、茶臼山ルートとではなく、その手前の明神山西登山口ルートだったことが分かります。しかし、まだ緒についたばかりと、さほど落胆もせず。
ここからが急登と、気合を入れ直します。やはり、「馬の背」どころか「ヘビの背」と言いたくなるような細い尾根道はこのルートにありました。さらによじ登るような岩場を乗り越えて、林に覆われた明神山山頂に到着です。
山頂の表示板をみると標高494m。小数点以下の端数はあるにしても、いずれも400m台となっています。確か、500mを少し超えていたはずと思っていたのに不思議。地形図を確認すると、やはり標高502mとなっています。いったい、どちらが正しいのでしょうか。
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