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2013年4月 1日 (月)

展望鉄塔からルートを間違えて斜面を林コギ

白木山連山 西から東へ縦走

 ここにも山頂表示があるので、縦走ルートとして確認。そこから緩やかな稜線Imgp9597_editedを過ぎて、575峰、547峰と進みますが、表示がないので、テープが頼り。やがて鉄塔の下にでます。でも、ここはすぐ下を林が遮っていて展望がない。そういえばルートに鉄塔は2つあったはずと、思い起こします。

 そのまま稜線を進み、やがて展望鉄塔へ。水分補給して、ひと息つきます。そして、反対側にあった、口を開けていた下山口へと入って行きました。あまりにはっきりしていたので、疑いもせず、地図とコンパスで確認もせず。しかし、しばらく進みましたが、尾根の道がなくなってしまいます。

 ちょっとおかしい、縦走ルートにこんな道はあっただろうかと思いつつ、少し引きImgp9600_edited返して、先ほど目に留めていた東側に分岐している巻き道に入ります。確か、上三田口までの稜線は間違えることのない一本道のはず、南側に山が見えていましたが、あれは谷の向こうの山ではないかと思い込みます。

 不審に思いながらも、その道を進むと何と鉄塔。そこから尾根道と斜面を横に縫って続く巻き道に分岐。尾根道にトライしてみますが、道がありません。しかたなく戻って巻き道を進むことに。するとまた次の鉄塔。こんなに鉄塔はなかったはず、もしかして、これは縦走路ではないのではと、疑いを深めます。

 そう思いながらも、なぜか、引き返そうという意志が働きません。戻るには決Imgp9604_edited断力が必要なようです。鉄塔から尾根道に上がり、それでどういうわけか安心。根拠なく喜んで、さらに稜線にそってまっすぐ進みます。しかし、ピークの端まで行きつくと、その先に進む道が見当たらなくなりました。そこで、ピークを1周してみましたが、どこにもない。

 縦走路には確か岩が突き出たところがあったはずなんだがと、疑念を抱きつつも、前回上ったときも斜面の林だったと、楽観を捨て切れずに下りていきます。しかし、それにしても過酷な急斜面。どうも勾配が強すぎる。自分で九十九折れになるように下りていきます。

 やっぱり、これは間違えたのか。しかし、もはやとても戻ることのできない地Imgp9608_edited点。谷に下りるのは危険とは思いつつ、ルートの端近くに来ているはずだから、出口まではさほどの距離はあるまい、このまま進めば、おそらく河津川流域に出るのに違いないと判断して下りていきます。

 下の方に人工物が見えたので、良かったと思いながら、下りていくと、実は折り重なった倒木。そこからまだまだ、谷は深く下りていきます。しかし、それでも何とかかんとか、最後のガレ場を過ぎて、谷底にたどり着きました。底が少し幅広くなっています。下流方向をみると、それが続いている。

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