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2013年4月18日 (木)

どうなっているのかわけが分からなくなってしまうとき

宮島時計回り一周ハイキング

 前々回チェックしておいた西への急な下り道。しばらくすると、やや歩きやすImgp9706_editedい道になります。大岩のある御床山(364m)を過ぎてしばらくすると、見晴らしの良い尾根に出ます。その前後は、相棒試練のシダ藪。こちらもズボンがグルグル、左右外側に回ってしまうほど。

 貯水槽跡のような大きなコンクリートの容器が埋められているところを過ぎて、しばらくすると、シダの窪みが定かでなくなります。おかしいとは思いながらも、道のようなところをたどって下りていくと、倒木が並んだ谷に下りてしまいました。

 もはや道らしきものさえ、見当たりません。このまま谷を下りて、途方もないところに出てしまったらいけないので、尾根に戻ることにします。最初に乗り上げた尾根にはImgp9707_edited、道らしきものがありません。ここでイラつかず、そこにあった腐倒木に座って、冷静に考えます。

 相棒と周囲を探しても道がないので、もうひとつ上の尾根に上ってみることに。北側に下草のない林が開けていたので、そこをよじ登って尾根に出ます。何とか案内テープを発見。それが示す方向に進んでみると、再びコンクリートの残骸がいくつか並んでいる場所に出てきました。

 テープを頼りに、そこを通り抜けてからも、何度か道を見失いそうになりますが、何とか持ち直しながら、下りていきます。「ここのシダ藪は、地面が見えているところが道」ということを教訓にしながら・・・。長い下り道、麓近くでは水が滲みだしていて、歩きにくいところもしImgp9708_editedばしば。

 やがてたどり着いた出口らしきところも、何やら耕作地跡らしき湿地。しかし、そこから先、「あての木浦」へ通じている道らしきものは見当たりません。予定時刻もかなりオーバー。どうすべきかと考えているところへ、相棒が、松葉に擬態した緑色の奇妙な虫を見つけてきました。糸でぶらさがっていたからおそらくクモの一種かも。

 あての木浦行きは諦めて、この湿地に至る道中で目をつけていた、北側に上る道に戻ることにします。おそらく、これが長浦に続く道であろうと推測。上って緩やかな道を下りると、湿地を過ぎてゴミの散らかった浜に接近します。ところが、おかしなことに、やがてその先で道が途絶えてしまいImgp9711_edited_2ます。

 これで長浦は終わったのかと思いながら、須屋浦の根元にある鞍部を通る道がないものかと、そのあたりを探します。すると尾根への上り道があったので、すかさずそこを進むことに。そして、何とか見つけ出した案内テープを頼りに歩きます。

 森の中を、いくつかの谷川を飛び越えながら進んでいくと、川沿いの道に差し掛かりました。いったん上流を目指して進みますが、どうもおかしいと思って、コンパスをチェックすると、東に向かっています。このまま進むと、御床山に上ってしまうのではと、根拠のない、おそらく勘違いの思い込み。

 そこで逆転して、川下へ戻ってみることにします。さっきの合流点を過ぎてさらに下ると、行Imgp9713_editedき止まり。でも左の尾根に上がる道があります。そして、さらに進むと、浜に出てしまいました。計算どおり御床浦あたりにでも出たのかなと、楽観していると、何と、すぐ左沖に可部島が・・・。これはいったい。

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