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2013年4月27日 (土)

神乃倉山の稜線に出たとたん強風が吹きまくる

神乃倉山ハイキング

 広島駅から乗って斜め前方に座っていたハイカーがひとり、白木山駅Imgp9728_editedで降りました。他にハイカーはいませんでしたが、車窓から眺めてみると、いつものように、登山口への道路に自動車が13台ほど縦列駐車しています。みんな白木山に上っているのでしょうか。

 井原市駅は、最近何度か利用している志和口駅のひとつ向こう。ここ近年の山行での最北端駅の更新です。駅に着くと、こちらの死角に座っていた赤いウインド・ブレーカーの若いハイカーが突然現れ、先に列車を降りて歩き出します。こちらは待合室で、若干の出発準備。

 スタイルはハイキング仕様でも、ハイカーでない場合もあると思いつつ、登山Imgp9733_edited口への道をたどります。すると、さっきの赤い上着の人が、井原大橋手前の交差点で自動車の流れが途切れるのを待っているところに接近。やっぱりハイカーだったか。機を得たのか、交差点を渡りだしました。

 街中から案内板が設置されているので安心。先行者をあまり意識しないようにして、マイペースで進むことにします。これまでのところ、歩調が同じくらいなのか、一定間隔をキープしていましたが、こちらの後続に気づいたのか、赤上着ハイカーが写真撮影しながら、ホバリングを開始。

 挨拶して、追い抜かせてもらうことにします。今度は立場が入れ替わってしまImgp9735_editedいますが、マイペースの維持を心がけます。比較的緩やかな道を進むと、神之水。さらに少し勾配の大きい杉林を上ると、小さな祠の傍から林道へと下りていきます。すぐ次に、モニュメントのある宇宙広場。

 そこを回って林道に戻ると、10人くらいのハイキングスタイルの集団。よく見ると、駐車場に向かっている様子です。自動車でここまで来て、稜線でもハイキングするのでしょうか。帰りの井原市駅での赤上着ハイカーの話では、向原方面からのルートで上ってきた可能性もあるとのこと。

 山頂をめざしていると、荒れ狂ったようにかなり強い風が吹きだしました。帽子Imgp9737_editedが飛ばされそう。遠景を撮影するために切り出した道に立つと、少し怖い。おまけに、雨がパラパラしはじめました。低気圧の勢力は、まだ残っていたようです。近道になっている林の中に入ると、やや落ち着きます。

 さくら橋をくぐって、さらに東側から丘に登って渡ってみることにします。橋の向こうは、荒れ果てたキャンプ場。西側には眺めの良い場所があります。そこから山頂へのルートをたどっていると、何か拾っている様子の夫婦ハイカーに出会います。声をかけてみると、ポリ袋の中にはたくさんのワラビ。

 そのあたりを見回してみると、確かに食べごろのワラビか生えています。しかし、Imgp9740_edited持ち帰ってそのまますぐ食べられるというわけではなく、多分面倒な灰汁抜き処理をしなければならないことを思い出したので、採取するのはすぐ諦めて、歩きに専念することに。

つづき:立っているだけで震えるハングライダー離陸場

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