金亀池から山頂ルートへ至る急坂を歩く
福王寺山観音坂から不動坂・阿弥陀坂を歩く
そこからは、先ほど聞いた感じより若干急勾配ですが、確かに歩きやすい道。しばし歩いて、本道に乗り上げます。さらにあまり時をおかず、駐車場への下り階段。寺への上り口には、若い僧が落ち葉を掃いています。こんにちはの挨拶に、おはようございますの応え。
コンクリート坂と石段を上って、たどり着いた荘厳な本堂を横目に、ひとまず金亀池へ行きます。そして、池のほとりを回ってみることに。歩いていると、右奥に展望台を指す案内表示がありました。そんなところがあるんだろうかと思いながら、探ってみます。
ところが結局グルッと回ってしまい、本堂が見える場所に出てしまいます。いったい何を展望するのかと思いながら、それでも、展望所らしき一部平地になっているところに出てみると、山戻りしているのか林に覆われています。その隙間からまばらにしか、景色を眺めることはできません。
池に戻って、続きを回っていると、水温が低いのか、一部には氷が浮いているところ。そして、隅では鯉が静かに濁った水の中を泳いでいます。西奥まで回ると、抉ったような道を発見。石仏もあります。これは、山頂ルートに続いているに違いない。
寺裏から山頂へと向かう道に戻るのを保留して、試しに、ここを進んでみることにします。すると、道が突き当たって左右に分岐。感覚的には右に行きたいのだけど、すぐ側にあった案内表示には左方向が、山頂となっています。
感覚よりも、案内表示を取ることに。すると、待ち受けていたのはかなりの急登。これは山頂ルートへ合流する枝道に違いないと、自分を納得させながら歩きます。やがて、上りあげてしばらく緩い道を進むと、山頂ルートに合流。振り返ると、枯れ林に戻る道が下っています。
さらに急登を乗り越えて着いた三鬼堂には、福王寺山の山頂表示の板。山頂方向を指しているようでもないが・・・。確かに地形図では、ここが+500m地点になっているようですから、真の山頂はここかもしれません。但し、展望はまったくありません。
そこから、延々とゆるやかな稜線を歩いて、山頂表示のあるところに到着。 麓からずいぶん山の西端に見えた電波塔はこれでした。森の上から見る西の山々、残念ながら展望広場で見た白い山は見えませんでした。あの白さは、山ではなくて、積乱雲だったかもしれません。
ここで昼食タイムに。少しばかり早く出発して、藪コギをすることもなかったので、ちょうどいい時間です。気温11.6℃、湿度35%、風が吹くのでやや寒い。でも大きな雲が流れて、日が差しはじめたので、何とか落ち着いて食べることができました。
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