« 金亀池から山頂ルートへ至る急坂を歩く | トップページ | ついついチョッカイを出したくなってしまう帰り道 »

2013年3月 5日 (火)

今日は池に伝説の金亀は出てこんかった

福王寺山観音坂から不動坂・阿弥陀坂を歩く

 昼飯の後、歩きはじめると、しばらく足の裏が痛い。でも、三鬼堂の急坂も思ったImgp9366_editedほど難儀せずに下りて、金亀池からの分岐にさしかかります。ここで、さっきの急坂を下りるか、右の下り道を通って枯れ林から寺の裏手に出るか、どっちにするか悩みます。

 結局、金亀池への気分が勝ったので戻ることに。こちらの急坂も、悲観していたほどのこともなく、楽に歩けました。今度は分岐を池の方に戻らず、試しにまっすぐ進んでみます。しかし、少し上ったところに広場があっただけで、迂回して池の北側に戻ってきました。それ以上は詮索せず。

 池をグルッと回って、寺へ下りていくと、ちょうど犬を抱えた男女の参拝者Imgp9361_edited_2が上がってきたところに出会います。池から戻ってきたのが分かったのでしょうか、女性が「金亀は出てきとった?」と聞くので、一瞬何のことかと思いましたが、伝説のことと察して「出てこんかった」と応えます。

 福王寺からの参道を下りていると、案内表示がないので上がったことのない坂から男女のハイカーが下りてくるところに出くわします。上に何があるのか聞くと、「寺の庫裏だけで、他には何もなかった」とのこと。そして、そのハイカーたちは帰らむとす。

 山頂まではほとんどピストンなのに、まったく会わなんImgp9376_editedだなぁと思って、山頂へ行ったかどうか聞いてみます。すると、つまらなさそうに、「行く道が分からんかった」との返事。さっき歩いた金亀池ルートの取り付きが分かりやすいと思ったので、地図で示します。

 但し、所要時間は15~20分くらいと説明だけして、特に行くことは勧めはしませんでした。すると、男性は「今日はもう帰ろう」。女性は「せっかく来たんだから行こう」と小さな論争がはじまります。いずれにせよ、それ以上首を突っ込まないで、結論が出る前に立ち去ります。

 駐車場の前では、朝の僧が掃除を続けていました。本道への上り階段の前にくたびれたように見える男性ハイカーが休憩中。挨拶して通り過ぎます。足の痛みもほとんどなくなり、少しばかりある下Imgp9377_editedりの急坂も難なく軽快に進みます。

 展望台の下で、ストレッチをしている男性ハイカーに声をかけ、昼から天気が良くなったという喜びを共感。そこへ、林道を下りてきたのは、どうもさっきのくたびれハイカーのようです。仲間のような話しっぷり。そこからは、2人いっしょに、参道ではなく林道の方を下りて行きました。

つづき:ついついチョッカイを出したくなってしまう帰り道

« 金亀池から山頂ルートへ至る急坂を歩く | トップページ | ついついチョッカイを出したくなってしまう帰り道 »

可部」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日は池に伝説の金亀は出てこんかった:

« 金亀池から山頂ルートへ至る急坂を歩く | トップページ | ついついチョッカイを出したくなってしまう帰り道 »