今回こそ無人のコースで石北垰を高歌放吟
鎌倉山縦走コースに再挑戦
下り道は、もちろん急坂もところどころありますが、これまで上ってきた道からの予想に反して、勾配も緩くて歩きやすい道。ところが、宮島の多々良林道から先垰への上り口のように、道そのものが谷川になっている箇所も。
すぐ側に、谷川が流れているにもかかわらずです。途切れた下り道を探すと、実は川だったというところもありました。やがて枯れた道の勾配は緩くなって、トラバースするようになり、林道へと合流します。キャンプ場はどこにあったのでしょうか。
しばらくして林道を折れ、さらに車道と並行して歩きます。車道に出てからは、工事中のところも含めて歩道を進み、犬を連れた娘さんからの挨拶に受け応え。志和口駅に着いたのは、上り列車が出発したすぐ後、1時間待つことに。
今回は身体が濡れることもなく、スマートで楽しいハイキングをすることがで きました。しかし、ハイカーには、というより山中では人に出会わず。見つけたのは、下り道でのイノシシの激しい掘り跡だけ。
そのため、高歌放吟。この前”youtube”でチェックした『石北垰』。聞いてみると、ど演歌で、歌詞も陳腐。歌い続けていると、いずれ飽きてくるに違いない。けれども、何となく稜線歩きに合っているので、好ましい。
1時間近く待って乗車した列車から見える山々を眺めつつ、同定しながら、広島に住んで手軽に山歩きを楽しめる幸せを噛み締めます。そして、今度は金明山へのちゃんとしたルートでのリベンジを、密かに決意します。(了)
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