スリル満点の岩場が続く鎌倉寺山縦走路
鎌倉山縦走コースに再挑戦
まもなく、展望の効く岩場に到達します。ひょっとしたら、これが跨ぎ歩きの岩場かというところもありましたが、進行方向への必然性がないので、パスすることに。そこからは先は、急登と、展望のある岩場が連続。尻がゾクゾクして、スリル満点です。
鉄塔のある南側の山、あれが金明山かと遠望します。さらに谷の向こうが志和か・・・とも。それにしても、岩場の巻き道というのは、よく分かりませんでした。ちょうど昼過ぎになり、だいぶん歩いたような気分になります。
たどり着いた岩場の次のピーク、ここが537峰。そして、向こうに見える遠い山が鎌倉寺山に違いないと思い込み、一旦下りて、さらに100m以上上る覚悟を決めて、林の中で昼食にします。気温は14.4℃、湿度は41%。すこし余裕を持って休憩したつもりでしたが、11分間でした。
昼からの出発後、しばらくは、稜線伝いの緩やかな道が続きます。しかし、再び急登になって、ピークは岩場、眺めも良し。どうもおかしいぞ。鎌倉寺山は展望がないと聞いているのに、話が違う、と思いながら進んでいくと、537ピークのテーピングを発見。
どうも見当が違っていたようです。昼食をとったのは、474峰のよう。それにしても、鎌倉寺山コースを金明山コースと取り違えたのとは異なって、同じコースを歩いている中での勘違いなので、さほど問題なし。鎌倉寺山が、さらに東前方に見えることを確認して、進みます。
このヒヤヒヤ感は、確か曽場ヶ城山~水ヶ丸山や天狗城山の縦走で味わったことのある感覚。今回はそれをもっと増幅したものです。少しばかり、烏帽子岩上りの感覚をプラスしたら足りるでしょうか。ここなら、四つん這いで上がって、前を向いて下りることができそうにない感じ。
鎌倉寺山山頂手前の鞍部には、牛岩とキャンプ場への四差路分岐。おそらく下山路はキャンプ場へ向かう道か、と思いながらも、他に下山路はないかチェックしながら歩きます。山頂に近づくと、かなり広く残雪。これまで岩などの影には残っていましたが、さすが山頂。
林になっている結構広い山頂には、どうも寺の跡らしきものは見当たりません。深くは追究しませんでしたが、鎌倉寺山といっても、必ずしもその寺が山頂にあったとは限らない。思わず『故郷の廃家』を口ずさみながら、先ほどの分岐まで下りていきます。
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