呉から来た縦走ハイカーは秋に出会った人?
やまなみハイキングショートコース・順縦走 変則七久谷尾根ルート
柚木城山に入り、造成地がよく見えるダブル鉄塔の手前あたりで、 おむすびハイカーに追いついてしまいます。年に何回か、呉から来てやまなみコースを歩いているとの話。山が切り開かれていることは、11月には分からなかったけど、10日前に歩いたとき初めて気づいたということです。
ひょっとして、前回11月に順コースを歩いたとき、出会った人では? 確かめてみましたが、当人はこちらのことを覚えていないとのこと。しかし、それなら11月に造成地の話をしてもチンプンカンプンだったのも理解できます。話しっぷりなど思い出せば思い出すほど強い確信に。また出会うことがあるかもしれません。
その後、柚木城山山頂近くで、木の根につまづいてふらついた女性ハイカーとすれ違い。たどり着いた山頂(339.4m)には、己斐垰へ向かおうとする6人くらいの男女のパーティ。そこから、315峰を下りるまでは誰にも会いませんでしたが、草沼道の横断歩道で、前方から来る2人の女性ハイカーと出会います。
挨拶すると、すれ違いざま、「もう上に、あがってきたのでしょう」との質問。「上」がどこを指しているのか定かではありませんが、柚木城山か315峰の山頂のことだろうと推測して、振り向いて「ハイ」と応えておきました。
鬼ヶ城山山頂前でも、上りなので急登の近道ルートを歩きます。山頂(282.4m)で水分補給して、八畳岩へ向かって歩いていると、赤ちゃんを含む子ども3人連れの親子に出会います。「ここをずっと進んだら、山田団地の方に出ますか」との質問に、「草沼道の旧料金所跡のあたりに」と応えます。
すれ違って少しして、自分がいま通ってきた道のことを言ってしまったけど、突き当りを右に行けば草沼道、左に行けば山田団地だったことを後から思い出します。正確でなかったことに思い至りますが、しかし、そこまで行けば、案内表示があったはずと自分に言い聞かせます。
それにしても、あの子どもたちが、道行地蔵からの抉れた歩きにくい道を上ってきたことには感心しますが。確か、お母さんはスカートをはいていました。しかも赤ん坊を抱いて。近所の人が散歩気分で歩いていたのに違いない。
いつもの道行地蔵からの急な丘を越えて、最後の鈴が峯東峰にある岩場の急登を前に、一旦、心を身体を静めて、上りはじめます。そんなに気合を入れる必要もないのですが、何となくそんな気分に・・・。
山頂(312m)には、男性のハイカーというより散歩者がひとり。景色が霞んでいることを話します。地元の人のようなので、「よく上るですか」とたずねてみます。すると、以前は毎日上っていたこともあるとのこと。
少し、速めに、駆け足の一歩手前程度に歩を進めながら下りていると、中国語らしき言葉でお互いに話している女性2人。これもひとりは赤ちゃん連れ。「ニーハオ」と言おうかとも思いましたが、日本語で挨拶。すると、応えも日本語でした。
12月のはじめに新しいハイキングシューズに替えて以来、さんざん「靴に咬まれ」てきましたが、ハイカット部分を念入りにプライヤーで広げたところ、靴の口が広がったのか、「咬まれ」てもほとんど痛くなくなりました。我慢して履きこなしたとも言えますが・・・。
今朝、駅駐輪場の係員から、「今日は温うなるよ」と嬉しそうに声をかけられました。朝方はそうはいっても少し寒かったのですが、結局、かなり汗をかいたようで、2本用意していたペットボトルのドリンクをほとんど飲んでしまいました。(了)
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