想定外の前垰山ピストンルートをよじ登る
大元公園からの上り道にある分岐に、確か岩船岳方面への表示板があったような覚えがありますが、どうも見当たりません。もっと上の方だったかもしれません。しかし、記憶があまり当てにならないので、最初の分岐らしきところを右へと進みます。はじめのうちは広くて歩きやすかったのですが、やがて倒木が多くて、少し藪戻りしたところもある道に。
鞍部に出たところで、「前垰山」への表示を発見。今回、三山縦走をするつもりでしたが、考えてみれば、どの山がどこにあるのかはっきりと確認していませんでした。地図には山名が記載されていません。いわば成り行きまかせ。この方向へ行くと、まさかそのまま先垰山へ進むルートもないでしょうから、縦走路から外れたピストンルートになる恐れあり。
しかし、前垰山をパスするわけにも行くまいと思ったので、とにかく歩を 進めてみます。シダ藪戻りした急坂の連続。木を持って上らなければならないところもある難所。苦労して上りましたが、山頂(423m)の展望は、まばらに生えた木に遮られて今ひとつ。そして、粉のような雪らしきものがハラハラ。端っこに大元公園への下山口がありましたが、無視します。
分岐のあった鞍部への引き返しを下りてゆきますが、なかなかたどり着きません。結構長い道程を上ってきたものです。ようやく、戻ってさらに進むと、焼けた山ル ートとの合流点に着きました。確かこの前奥の院ルートを歩いたときに通ったところ。ここから多々良林道までは見覚えのある道です。日当たりの良いところで、昼食にします。
多々良林道へ出る前にある谷川、勢いよく水が流れています。滑らないよう慎重に石の上を渡ります。乗り上げた林道のすぐ対側に表示板があり、岩船岳方面への登山口が開いています。はじめは小さな谷川そのものを歩きますが、やがて斜面に乗り上げてまともな山道になります。
しばらく歩くと、岩船岳、奥の院分岐。その手前に先垰山への分岐がありました。若干心もとない道ですが、すぐにコブ岩に上りつきます。さらにもうひとつコブを乗り越えて、最後の急坂を上ったところに先垰山山頂(402m)らしきところ。しかし、山頂表示がないので、もうひとつ 確信が持てません。地図と周囲の山の状況から判断します。
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