今年も元旦早朝から持久力の局限に挑んだが
2013年 丸山初日ハイキング
それにしても、やはり昨日の山歩きがこたえていたのか、局限への挑戦となる自転車での地獄坂上り、一気走破には耐えられませんでした。まず 、沼田分かれ交差点の坂、今回は、歩行者などの障害物はなかったのにもかかわらず、またもや上りきれずに止まります。
そのことが後を引かないようにと思って、マイペースで気力と体力の続くまでと心がけましたが、手前の老人ホームの前あたりから続く急坂に、ついに音を上げてしまいます。しばらく歩いて自転車を押して歩きます。その上のほんの少しだけ傾斜が緩むスペースから、再び頑張ります。
でも、やっぱり苦しい。暑くて汗が出るのですが、襟を開いたりして温度調整をする暇がありません。己斐が丘病院の明かりが見えはじめたところから、立ちこぎ体勢に入ります。途中で犬と散歩している人を追い抜きますが、挨拶などしている余裕はなく必死。
息を切らせながら、ようやく、駐輪スペースに乗り上げて、ひと息つきます。冬ですから、かなり急な山道の上り道でさえ、普通に歩くだけではこんなに汗をかくことはないような気がします。タオルで顔の汗を拭ったり、手袋を代えたり、ウインドブレーカーを脱いだりして山歩き体勢の準備をします。
まだ薄暗い中、畑垰へ歩を進めていると、先ほどの 犬を連れた散歩者が上っているのを発見。こんどこそ挨拶して、「この道を歩くと、良い運動になりますね」と声をかけます。応えがあったのですが、そのとき犬も何か要望したらしく、こちらへの返事は定かに聞こえませんでした。
畑垰にたどり着いたのは、7時前。すでに5~6台のクルマが留まっています。大半は大茶臼山行きでしょうが、丸山方面入り口を塞ぐように留まっている非常識な軽自動車が一台。ひっとして丸山山頂をめざしているのでしょうか。
山道に残った雪に、足跡が残っています。今朝歩いた跡かどうかは、はっきりしませんが、山頂へ向かっているものもあります。途中、ササ藪が道を塞いでしまっているところや、イノシシの巨大な掘り起こし跡などを見つけますが、今はとにかく、日の出時刻に間に合うことが優先。
そのため、少し速めに歩きます。ようやく反射板、山頂(457.6m)に至る急登を上って到着です。霜柱が出迎えてくれましたが、先着者はいませんでした。7時22分、幸いなことに今年も、東の山々を雲が覆っていたため、日の出はこれからでした。
やがて、雲の間から顔出した太陽の光。下にある雲が照らし出されているのでしょうか、2枚の板のように明るく光って見えます。ひょっとすると海面かも。下界からはあまり見ることのない不思議な光景・・・。さらにゆっくりと雲の上部に太陽が昇ったところで、打ち止めにします。
帰路をいつものように途中から東にとって、三滝山ルートを下りて行きます。だいたい揺るかな道ですが、幅が狭くて注意が必要な箇所も。さらに麓近くになると、落ち葉が溜まったやや急斜面に。油断すると滑りそうなので、よちよち歩きになります。
その難所を何とか乗り切って、自転車まで戻ります。そこからの坂下り、凍結もほとんどなく確かに速く走れるのですが、上りでの汗が噴出す暑さと正反対。あまりにも冷たくて、手の指先が凍りそう。事務所に帰っても、しばらく、シャツのボタンが外せませんでした。(了)
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