出会ったのは三度? 鈴が峯からの縦走ハイカー
鈴が峯東峰~大茶臼山チョコレートルート~武田山
女性ハイカーたちには先に行かせたくないのですが、こちらは靴を調整しているので、身動きが取れません。それから、しばらく歩いてみましたが、すでに足が膨張して いるのか、今度はキツイ感じ。仕方なく再び靴下を脱いで、結局ヒモを調整しただけのことに。
そんなことで、少しばかり時間を食ってしまったので、結局、女性ハイカーにも追いつきませんでした。案外、歩くのが速かったのかもしれないと思いながら、丸山(457.6m)を過ぎて、鉄塔ピークにさしかかったところ、湯を沸かして休憩している女性2人組みのハイカーがいました。
感じが似ているのですが、定かではありません。「大茶臼山で出会いませんでしたか」と聞いてみますが、どうも覚えていない様子。それでも、確かめてみると、その女性ハイカーたちが大茶臼山から来たことは間違いないようです。
そういえば、昼食から靴調整までの動きが少ない時間、雪まじりの風にさらされてとても寒かったので、しばらくフードを被っていたことを思い出しました。すっぽり頭が隠れ ていたので、すれ違っただけでは、印象が薄かったのかもしれません。
さらに話を聞いてみると、鈴が峯から歩いてきたとのこと。そして、武田山まで行かず、権現垰で下りるらしい。「もう少しなのに、もったいない」と完走を促してみましたが、決意は固いようです。間近を歩いていたのに、それまで見かけなかったのは、こちらがチョコレートルートを歩いたからでしょうか。
それとも、鈴が峯で出会った女性グループが、行けるところまでということで、分散したのかもしれないなどと、すれ違った後で妄想します。丸山あたりでパラパラしはじめていた雪が、火山(488m)ではかなりの強さに、西側の山々は見えなくなってしまいました。彼女たちのリタイヤの判断は正解だったかもしれません。
そういえば、丸山を歩いていたとき、軽装の人が下りてきました 。「走っとるんですか」とたずねると、頷きます。来年開催される可部連山トレイルランにも出場するらしい。うらやましいと思いながら、激励してすれ違います。とてもマネはできない、足の痛みをこらえつつ。
それから後は、誰とも会いませんでした。雪がいっそう強くなり、武田山山頂(410.5m)からは下界が白く霞むほどに。足の痛みが強くなってきたので、少し遠回りになりますが、そんな場合にと、想定していた新道へと向かいます。すると、前方に女性の人影。
立ち止まってしゃがみこんだのかと思ったら、急な岩場をゆっくり下りている ところ。こちらが近づくと、相棒の男性ハイカーとともに待機して、こちらを先に行かせてくれたのですが、こちらも足が痛いのでさほど速く歩けません。しかし、そうはいっても追われる身になると、少しばかり無理をして、心もち速足に。
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