大茶臼山へチョコレートルートを通って上ってみる
鈴が峯東峰~大茶臼山チョコレートルート~武田山
315峰への捻れ階段、もうひと息つこうなんて思いもしなくなりましたが、 歩いていると階段の上りきりスペースに、こちらが上るのを待っているかのように、紺のフードつき上着を着てマスクをした人影のようなもの。しかし、上がってみると誰もいません。おそらく錯覚。
山頂で水分補給した後、旧陸軍の石標を感慨深げに見ている3人のハイカーとすれ違います。柚木城山山頂(339.4m)、手すりとベンチは健在でしたが、掘っ立て小屋の柱はなくなっていました。風で吹き飛ばされたのかもしれません。山道では、イノシシの激しい掘り跡が目立ちます。
大茶臼山山頂(413m)へは 、この前探索したチョコレートルート、縦走でも上る分にはそれほど負担にならないだろうと、挑戦してみることにします。正規ルートより勾配は全体的に緩い感じ。しかし、ところどころはっきりくっきりした道があるものの、やはり大半は藪戻りしていました。
シダが被っていますが、そのなかで少し窪んでいるところに道の跡があります。チョコレートも、凹部に足をかけて進むと大丈夫。ただ、湿った落ち葉が積もっている急勾配の斜面だけは、ずるずると滑ってしまいます。
少し時間がかかったような気がしましたが、やがて、電波塔下の山道に合流。しかし、展望岩まで戻るのはやめて、ビルの門前で昼食をとることにします。ところが、北側なので日陰、しかも、雪がハラハラと舞い始めました。気温は8.4℃、湿度46%ですが、風が吹きつけて冷たい。
食事の準備をしようとしていると、5人ほどのハイカーがガードレールを越えて展望岩へと向かっています。漏れ聞こえてくる話では、はじめてここを歩く人もいるよう。でも担いでいるのは、かなり大きめのリュック。縦走でもしているのでしょうか。
寒いので早めに食事を済ませましたが、痛みを発する靴が気にかかります。足がブカブカする感覚があったので、山頂南側の階段に座って、準備してきた2足目の靴下を履いてみます。難儀な靴ですが、脱ぎやすいのが利点。その最中に、展望岩方面から女性2人組みハイカーがやってきて前を通り過ぎます。
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