『広島市の山を歩く』を見ていたハイカー
火山山頂(488m)にいた2組のハイカーの内、男性ハイカーが携帯した地図をチ ェックしています。ひょっとしてオール縦走ハイカーかもしれないと、ついつい禁じ手を破って、鈴が峯まで縦走する途中であることを話してしまいます。しかし、話を聞いてみると、今回はじめて、武田山から火山をまわって下りるとのこと。
「ネットをチェックすると、縦走のことがいっぱい紹介されている」と、いずれ挑戦してみたいと思っているようなので、調子に乗って、そのハイカーの持っていた地図で、安東駅を示しながら、相田口から上ってきたことまでしゃべってしまうことに・・・。反省!
火山山頂を後にして、岩場に差し掛かったところで、女性ハイカーが上ってきたところに出会います。いきなり、いつも上っている牛田山と比べて道が整備されていないから歩きにくいとの嘆き。うなづきながらも、それでもまともな山道があるだけ良いではないかと思いつつ、歩を進めます。
すぐその後から上ってきた登山スタイルが決まった男性ハイカー。向こうから、「どこまで行くんかね」と聞いてきたので、鈴が峯までと応えます。すると、「5時までかかるで」と言うので、そのつもりと答えると、何か拍子抜けした反応。今度は、3日ほど前に己斐垰から少し入ったところにスズメバチの巣があったから、「気をつけんさい」と忠告。
そのハイカーは巣を避けるため藪こぎして進んだとのこと。「ご忠告ありがとうございます」と丁重に返事をして、すれ違いましたが、それにしても、何となく対等感のない「教えてやる」といった話しぶりに、少しだけ心にざらつきを覚えながらも、スズメバチへの対応を考えながら歩きます。しかし、似たりよったりか。
三田垰を過ぎて、丸山(457.6m)ルートはいつものように、ほとんど誰にも会わなかったのですが、それでも山頂目前の東に張り出した岩場では、二人の女性ハイカーが昼食の最中。さらに畑垰近くの、西側が開けている鉄塔の下では、夫婦ハイカーが食事の後片付けをしていました。
大茶臼山(413m)展望岩では、男性ハイカーが昼食をとりながら、『広島市の山を歩く』を見ています。「ほぉ」と思いながら、こちらも予定どおりここで昼食。気温14.5℃、湿度57%、風も穏やかで日が差しているので心地よし。眼下には柚木城山の造成地、この前より尾根が削られて平地が増えています。
そのことを皮切りにして話かけてみます。三滝山(356m)から畑 垰を通ってきたとのこと。これから武田山まで歩くらしく、こちらが縦走中と話すと、畑垰からの入口を教えてほしいとの問いかけ。できるだけ上から目線にならないよう気をつけて応えます。
« いろんな色に 姿を変えて 命はめぐる | トップページ | 己斐垰縦走路にスズメバチの巣は見当たらず »
「やまなみコース縦走」カテゴリの記事
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ②(2025.07.11)
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 北半分 ①(2025.07.10)
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ③(2025.07.09)
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ②(2025.07.08)
- 広島南アルプスショートコース逆縦走 南半分 ①(2025.07.07)
コメント