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2012年12月22日 (土)

垰を越えると思っていたよりハードな谷道に

経小屋山~おおの自然観察の森~上垰

 出たところには「奥滝山登山口」の案内板、左隅が欠けています。そ れにしてもImgp8748_edited 、思いもしなかった林道。目的方向の北は林道の向こう側の則面を指しています。この時点では、どこからルートを外れてしまったのか定かに分かりませんでしたが、戻るわけにもいかず、この林道を進むしかない。

 検討をつけて、右側に歩き出します。上り道です。かなり進んだところで、帆柱垰と渡ノ瀬ダムを示す道標。これで間違いなかったと、一安心。そこから、しばらく歩き進んで帆柱垰に到着です。530峰からの下口らしきところをチェックしてみます。やはり、聞きしにまさる、かなりの急勾配。

 ここで15時30分。大野浦駅方面へ下りる林道は、ここから見る範囲では凍結してImgp8750_edited、歩きにくそう。やはり、佐伯町垰に出た方が距離も短くて、速いと判断します。それに今日一番の目的は、時季遅れの可能性が高いけど、ベニマンサクの花を見ることでした。

 もはや一刻も無駄にしたくないので、公園の管理棟へは寄らず、人工湖を回って、佐伯町への通り道にあるベニマンサク園へと向かいます。しかし、この雪ではもうダメかもしれないと思いましたが、よく見ると枝に小さな可愛らしい赤い花がいくつか残っていました。

 そこからは緩やかな幅広い道。これは予想どおり安楽と思って歩きます 。しばらく進むと分岐がありました。左側だけ、佐伯町への案内。ところが「船倉山」と付記されていImgp8751_editedます。果たして、この道を進んで良いのか心配になりますが、右側の道には表示がないので、とにかく左へと進みます。

 やがて垰のピークに。大木が倒れていて、それを乗り越えたところ、西側に「船倉山」「烏帽子岩」登山口がありました。しかし、後から地図を見ると、船倉山も烏帽子岩も反対方向の東側にあります。どうなっているのか、そのうち検証してみます。

 さて、垰ピークから北側は、ここまでの安楽気分を吹き飛ばすハードなルートでしImgp8755_editedた。雪が降り積もっている上に、ところどころ急坂に倒木。道もはっきりしていないところもあります。ときどき貼付されている案内テープに安らぎを覚えながら、足の痛みをこらえて下りて行きます。結構長い道程。

 ようやく住宅地に出てきました。しかしまだ標高が高いところは道路が凍結していて滑りそう。危ないので道の端に雪が残っているところを歩きます。出会った人が挨拶をしてくるので返します。たまたま、玄関先に出てきた女性に挨拶すると、身体を直角に曲げて応えてくれたので恐縮。Imgp8756_edited

 ようやくたどり着いた上垰のバス停、タイミングが良かったようで、バスは幸いにも、5分程度の待ち合わせで到着。このときの気温は0度台。長い時間待たなくてすんで良かった。宮内串戸駅まで次々通る廿日市市内のバス停には、懐かしくそして、考えて見ると何やら由来がありそうな名前が並んでいました。

 これで積雪と強風を乗り越えた厳しい冬の一日の行程が終了。今回、膝はテーピング対応が良かったのか、痛みもなく平気でした。ウォームパンツは上りで汗をかくときでも、熱Imgp8757_editedすぎず快適。しかし、最近履き替えたハイキングシューズが大問題でした。

 今回インソールを敷いた上に、靴下を二枚履いたので、足の揺れを防ぐことはできました。でも、左小指に痛み。いつの間にか血豆ができていました。二枚履きがまずかったのでしょうか。それより辛かったのは、ハイカット部分が当たる右足首外側の痛みです。次回は、新しい対策を講じなければならない。(了)

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