日本アルプス縦断レースとは無縁な里山歩き
食事を済ませ、大茶臼山山頂(413m)を通過。畑垰への道で、 ガラガラと「耳につかない」心地よい音をさせるハイカーと、すぐその後に鈴の音ハイカーとすれ違いました。その後は丸山から権現垰まで独歩。権現垰の祠は、草が刈られていてさっぱりとした様子。上りはじめたところで、男女1組のハイカーとすれ違います。
火山山頂(488m)にも、誰一人としてハイカーがいません。武田山へ向かう途中で、駆け下りてきたランナーに道を譲りましたが、すぐに視野から消え去ってしまいました。水越垰から武田山へのラストスパートを過ぎて、山頂近くに迫る岩場の急登。踏むとグラグラする岩がひとつ。もう少し力を入れて踏めば転がりそうで危ない。
こんな時間でも、武田山山頂(410.5m)には2人 のハイカー。年配ハイカーが先に下りた後、もう1人のハイカーが身を乗り出して、「宮島の向こうに見えるのは四国かも」というから、「大島でしょう」と応じます。下山ルートを東へ向いかけると、何やら楽しそうにコーヒーでも沸かしているのか、男女のハイカー。挨拶したが聞こえない様子。
目薬垰に向かって下りていると、後から走ってくる足音が聞こえてきました。先ほどの四国ハイカー。これから先は危険な急坂、こちらは滑らないようゆっくり歩きますが、そのハイカーは速度を緩めず突っ走ったようで、すぐに姿が見えなくなってしまいました。途中、谷底から助けを求める声は聞こえなかったので、無事下山したのでしょう。
ガガラ山山頂(212m)から北方に、422峰がコニーデ型に見えることをあらためて確認しました。相生橋から見えるのは、この山に間違いありません。ガガラ山からの下りルート、2度目ですがやはり長い。途中、武田山団地への分岐を確認することができました。相田口から橋までの道、通りをひとつ早く折れたようで、少し手前に出てしまいます。
それにしても、このやまなみハイキングのロングコース、たかが19㎞余りを歩くのさえ、体力の限界に限りなく近い。今回は何故か、歩きはじめから、左膝に力が入りにくい状態が続きました。歩いた後は、左膝はもちろん、腰にも痛みが・・・。とても、富山湾から駿河湾までの415㎞、日本アルプスを最長でも8日間で縦断するトランス・ジャパン・アルプス・レースなどとは無縁。(了)
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