カラカラ鈴の青年が出会った唯一のハイカー
すると藪のような道はやがて、ちゃんとした山道に交差。七ッ池ルートでしょうか。 その後すぐ右(西側)に若干広めの道らしきもの。ひょっとしたらこれが八本松小学校からの正規ルートかも。しかし、それ以上は追求せず。次回確かめてみることに。電波塔をすぎ送電鉄塔をまでは、東斜面に開けていて街(村?)並みが見えます。
しばらく進むと、急坂がはじまります。山道に突き出ている岩場を過ぎると「三の丸跡」の表示。これが529峰あたりか。そして、城山に特有の盛り上がりの手前が牛の段。本当にここで牛を飼っていたのか。どうやって連れてきたのかなどと疑問が湧いてきます。そこを上ると、二の丸から笹のトンネルを通って本丸(577m)です。
周囲は立ち木が茂っています。確かにその合間から展望できますが、あまりすっきりとはしません。本丸には若い男性が居ました。今日出会った唯一のハイカーになりました。挨拶だけ交わして、そのまま東方面へ戻った模様。それにしては、カラカラという鈴の音が行き先の西の方から聞こえてきます。
今度は、曽場ヶ城山山頂をめざすのですが、本丸から西方面は切り立っていて、下口が見当たりません。そういえばさっき、ここをひとまわりしたとき、中央部の南側に「山頂」という案内表示があったを思い出しました。これに違いないと下りてみますが、急斜面にクモの巣。回って本丸の西下側に出てきました。切り立った斜面伝いに別の道があるようです。
これも次回の楽しみに置いておくことにして進みます。山頂(607.2m)は、立ち木が茂っていて、展望はその隙間からということに。奥に進んでみると、さっきのカラカラハイカーが座っていました。やはり別ルートを通ってきたようです。今度は話しかけてみます。地元の人で、この山にはよく上っているとのこと。水ヶ丸山まで歩いたこともあるらしい。
それならと、八本松小学校からのルートを聞いてみましたが、残念ながらよく知らないとの応え。世の中、すべてのルートを歩いてみる物好きな人ばかりではないようです。それでも、カラカラハイカーに、この先の分岐は左に折れるのか確認すると、そこからの下り道が急であることを教えてくれました。
確かに急坂です。滑って尻餅をついてしまいました。その後に上がったコブに、案内表示のない分岐。どちらに進むか迷います。コンパスを頼りに、西への道を選びます。歩いていくと、ペイントされた指標があったので安心。549峰らしきところに赤テープがありました。次の鞍部に南方に向けて小倉名水との案内。しかし、その道は藪戻り状態です 。
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