「なかわさか行」の道も途中で消えてしまう
小屋浦駅に着いたのは、ちょうど昼。折りよく待合所には誰もいないので、 昼食をとることにします。歩いて疲れているわけではないので早々に切り上げて、いつもの川沿いの道ではなく、商店が並ぶメインストリート(?)を、「いこいの森」の位置を確認しながら歩きます。
天地川の上流最奥部にある民家の対岸、砂防ダム関連の工事はまだ続いていました。まだ岩と土がむき出しになっている雨上がりの則面に気をつけて、山道へ。絵下山ニ艘木ルートの登山口を右に見ながら、さらに藪になりかけている道を進みます。
川を越えてしばらくすると、「みぎひだり山 なかわさか行」の道標。よく注意してみると、やはり右にもうひとつ道がありました。今度こそ、中の道を歩いてみます。順調な滑りだしです。やや下草が生い茂っているところはあるものの、割としっかりとした道が続いています。
今回は、調子が良いぞと思っていた矢先。かなり進んで谷川に接近したところで、道がなくなってしまいました。そういえば、左の道を通った前回も、途中で山になってしまい、川を渡って右斜面乗り上げたところに、これらしき山道に合流したことを思い出しました。
谷川の左向こうが開けていますが、今回は右の山側に入ってみます。何となく開けた空間をたどっていましたが、どうやらそれらしきものもなくなってしまいます。谷を上りきって、尾根をめざして藪をこぐことに。北をめざせばいつかそのうち、天地垰に続く尾根道に出るはず。
しかし、ひとコブ、ふたコブ越えても、クモの巣だらけの藪ばかり。ところどころにサルトリイバラ。枯れたものも活きているものも、どちらにも痛いトゲ。やがて、それが数本折り重なって行く手を遮っているところに。仕方なく谷川へ戻ってみようと少し下りてみましたが、シダの藪が深くて足元がまったく見えず、吸い込まれそう。
これ以上進むと「ヤバイ」。やっぱり尾根道しかないと、再びよじ登ります。今度は、幸いにもさっきのサルトリイバラ・ゲートは回避することができたようです。そして、そのコブを藪こぎして進むと、何とか尾根道に合流することができました。小さな切り株が目印。そこから、天地垰をめざして、鞍部へと下りていきます。
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