いつのまにか柚木城山の西半分が削られている
大茶臼山(413m)まで歩いている途中、三滝山分岐に地図を広げて座っているハイ カー。挨拶してすれ違います。展望岩にたどり着いてみると男性ハイカーが1人。挨拶して、柚木城山方面を見渡してみるとびっくり。いつのまにか山の西側で大規模な造成工事。五月が丘団地の南側になります。
山西側の半分くらいがなくなっていてがっくり。何をつくっているのかまだ分りませんが、もし住宅団地だとしたら、この不景気なのに売れるのだろうかと、先着ハイカーと話します。しかし、ひょっとすると消費税率引き上げ前の駆け込み需要をねらっているのかもしれません。
先着ハイカーから話を聞いてみると縦走しているようです。しかし、鈴が峯東峰からの下山ルートを知らず、いつも西峰まで歩いて八幡東口に下りているとのことでした。不思議な人がいるもの。ネットの案内でも、もっぱら東峰からのルートが紹介されているものとばかりと思っていましたが・・・。
それにしても、11月には柚木城山の西側未踏ルート探索をする予定だったのに・・・。どこまで山を崩しているのか。これから先、歩きながら確かめてみることにします。西方向への分岐起点となる鉄塔から見ると、西側ルートのある部分は、何とか大丈夫そうに見えました。
ところが、そこから山頂(339.4m)、そして直近の鉄塔を過ぎ、草茫々の山田団地へのルートを下り、完全に藪といってもいい霊泉寺上の取り付きから出て、草津沼田道路を北行すると、信号のある交叉点から北側の歩道が封鎖されています。そして、その斜面の山肌も草木が刈り取られて丸裸。
これでは、未踏ルートの探索はもう無理かもしれません。ここでも、道中あれこれ考えながら歩いてたせいか、霊泉寺の観音様をうっかり見過ごしてしまいました。引き返して静かな微笑を確認しましたが、何となく寂しそう。
草沼道から正向寺への道、少し迷ってしまいましたが、何とかたどり着きます。確かに急坂は少ないようですが、315峰を経由するのとどちらが速いのでしょう。その後は鬼ヶ城山へと進みます。山頂(282.4m)には、ハイカーが3人。年長者のハイカーが東方面の山を同定しながら、説明をしていました。
鈴が峯へ向かう上り、鉄塔下付近で、ひとつだけ表面が一部変色しているアケビを見つけることができました。しかし、手の届かないところ。
東峰山頂(312m)には2組のハイカー。こちらから挨拶する気力もなく、相手方からも音沙汰なし。ベンチに座って水分補給していると、上がってきたハイカーが挨拶してきたので力なくボソッと応えます。(了)
追伸
大茶臼山-鬼ヶ城山間の所要時間を、315峰を通ったときと回避したときとで、直近のデータを比べてみました。
○315峰を通った場合の2回平均:129.5分
○315峰を回避した場合の2回平均:122.5分
わずか7分ですが、315峰を通らない方が所要時間を短縮できることが判明しました。しかし、315峰からの展望には代えがたいものがあります。しんどいけど。
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