千丈の高さにもみえるほど屹立した岩
長者山山頂、景色を眺めながら昼食をとります。気温は27.6℃ 湿度は52%、そよ風が吹いて心地よし。西方面への縦走路を確認して、ミノコージ垰へ向けて出発します。山頂からの下りは、先ほどの直登ルートに負けず劣らずの急坂。ところどころに補助ロープがあるほどです。
50mほど下りると、しばし稜線の緩やかな尾根道が続きます。途中で鉄塔から、この縦走路へ向かう道を確認。そして、再び上って千丈岩(555m)に到着します。山頂に置かれている表示板に「千畳岩」との表記もあります。それにしても「千じょう」とは・・・、その高さ(1丈=3.03m)はないし、そしてその広さでもない。
おそらく、山の上に突き出しているから、高さを誇張して名づけたのでしょう。「千畳」の方は、まったくイメージできませんから、音を聞き違えたのではと思います。さらに、西側にある次のコブの方が、見た目も歩いた感じも、千丈岩より標高が高いような気がしますが・・・。テェゲェか?
そこから鉄塔まで歩いて、今度はミノコージ垰まで下ります。ミノコージ垰からは、南側の谷を進んで行きます。巨大な倒木と道らしからぬ道。水が染み出しているところを跨いだり、落ち葉に滑ったりしながら、テーピングに助けられて進みます。これといった特徴もない太古場という表示のあるところに到着。
しばらく歩くと、斜面に見えるところも含む尾根に沿った道に出てきます。ここまでくると、ついにクモの巣きり仁左衛門がフル活躍することに。それは登山口の表示板がある、ぎりぎりのところまで続きました。墓地を過ぎた林の手前で着替え。夏は面倒です。
道なりに低い方へと歩きます。車道への出口にも「みつぎ登山口」の表示がありました。少し道路を西へ戻り、立石川の小さな橋を渡って、旧道に戻ります。 緩やかな上り坂を歩いてみどり坂へ。また緑地帯を通って、みどり中央駅からスカイレールの籠に乗ると、まもなく出発して、瀬野駅へ。(了)
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